2007年10月23日火曜日

秋サケコロッケ「うまい」 漁協女性部の手作り品試食 新ひだか

【新ひだか】ひだか漁協女性部が地場産秋サケで手作りしたコロッケの試食が二十日、道の駅「みついし」で行われ、観光客らが新しい日高の味覚を味わった。  コロッケは道内産じゃがいも「きたあかり」と三石沖産秋サケをおよそ十対二の割合で混ぜて揚げている。  道の担い手活動支援事業の一環で同部が商品化を目指す。また、開発局の北海道マリンビジョン21モデル地域に指定され、道の駅の活性化と雇用拡大を目指す町も参加している。  この日は三百個を観光客に手渡し、アンケートを記入してもらった。試食した人からは「サケの風味が新感覚」という声の一方、「サケが少ない」という声も聞かれた。  女性部のリーダーを務めた渡辺末子さん(57)は「サケをからいりしたり、カレー味にしたりと工夫してみたい」と意欲的だった。

2007年10月22日月曜日

有料トイレ時代遅れ 札幌ススキノ 3カ所無料化

札幌・ススキノの飲食店ビルにあった3カ所の有料トイレがこのほど無料化された。トイレをきれいに保つため、ビルのオーナー会社が20年以上前に導入、話題を呼んだが、酔客とのトラブル回避や繁華街にある公共性を重視し、無料化に踏み切った。  有料トイレが設置されていたのは、北海道振興(札幌)が経営する第2、3、4の各グリーンビル。同社によると、ススキノの飲食店ビルの1階にはトイレが少なく、1983年にトイレを新設した際、不審者対策や美観保持のため有料化にしたという。1回100円の利用料を取り、3カ所を合わせてここ数年は年間400万円の収入があった。  ところが、利用者には「使いづらい」「時代遅れ」などと不評で、2004年11月からはそれぞれのビルの各テナントが客にカードを貸してトイレを利用する方式で一部無料化にした。ただ、客が誤ってカードを持ち帰ってしまったり、有料に腹を立てた客とのトラブルも少なくなく、対応を迫られていた。  今月、同社が各ビルにある一般のトイレを洋式化し、一部には身障者対応トイレを導入したことから、「お金をいただくほど、ほかのトイレとの差がなくなった」(同社)として、完全無料化に踏み切った。(北海道新聞より引用)

2007年10月21日日曜日

運転席から楽々注文 スターバックス 札幌にドライブスルー

スターバックスコーヒージャパン(東京)は十九日、道内初のドライブスルー形式の店を札幌市南区石山にオープンした。  札幌市中心部と南区定山渓を結ぶ国道230号(石山通)沿い。五十九席が配置された広さ約百五十平方メートルの店舗の一角に、雨や雪を防ぐ屋根が付いたドライブスルーのコーナーを設けた。  同コーナーを利用した南区の主婦網島和子さん(43)は「以前から“スタバ”のコーヒーを飲んでみたいと思っていましたが、子連れで入るのは気が引けました。ドライブスルーなら子供と一緒の時も気軽に楽しめます」と、待望の一杯を味わっていた。  午前六時-翌日午前零時で不定休。 (北海道新聞 引用)

2007年10月17日水曜日

道内景気を1年3カ月ぶりに下方修正 「横ばい圏内」に 日銀

日銀は十五日、全国支店長会議を開き、十月の地域経済報告(さくらリポート)を発表した。北海道の景気の総括判断は、前回七月の「緩やかに持ち直している」から「横ばい圏内の動きとなっている」に下方修正された。下方修正は二○○六年七月以来一年三カ月ぶり。地域間の経済格差の拡大が鮮明となったうえ、中でも北海道が置き去りにされている実情も浮き彫りとなった。  道外では近畿、九州・沖縄も下方修正、残る六地域は据え置きだった。地域別総括で「横ばい」となったのは北海道だけで、ほかの八地域は、地域差があるものの景気拡大か回復傾向にあるとされた。  さくらリポートが開示されるようになった○五年四月以来、三地域が同時に下方修正となるのは初めてだが、国内景気全体の総括判断は「全体として緩やかに拡大している」に据え置いた。  北海道の下方修正は、鉱工業生産が鈍化傾向にあることが大きな要因。中でも、ここまで道内経済をけん引してきた自動車部品分野が、国内向け乗用車販売の不振を背景に増勢を弱めていることが響いた。また、都市部の民間需要向けを中心に持ち直していた建設関連資材が、住宅投資の減少で「低調に推移」に転じたことも、押し下げる要素となった。  さらに、原油をはじめ燃料や原材料価格の高騰は、製品への価格転嫁が困難な中堅・中小企業の比重が高い道内経済に悪影響を及ぼした。  会議後に記者会見した上野正彦札幌支店長は「原油高などで企業収益改善ははかばかしくなく、倒産件数も増えている」と述べたうえで、「道内だけで景気回復の力は出てこない。道外企業の出先の動向にかかっている」と説明した。(北海道新聞 引用)

2007年10月16日火曜日

室蘭に寄港の米空母 27、28日に公開

【室蘭】室蘭港に二十六日から三十日まで寄港する、米海軍第七艦隊の空母キティホーク(八二、○○○トン)の一般公開が二十七、二十八日に行われることが十五日、決まった。二十二日設立予定の室蘭、札幌両商工会議所などによる歓迎実行委員会が実施主体となる。  同艦が二○○六年七月に小樽に入港した際は、米同時多発テロ後初の公開で、見学には招待状が必要だったが、今回は友好親善の観点から、米側が広く一般への公開を要請してきた。公開時間は両日とも、午前九時から数時間程度の予定。 (北海道新聞 引用)

2007年10月15日月曜日

悩み相談、家出後押しか 長崎の12歳女児誘拐事件

長崎県諫早市の小学6年生の女児(12)が大阪市のマンションに8日間連れ込まれた事件で、女児はインターネットのブログで知り合った大阪市福島区玉川、会社員坂本優介容疑者(20)=未成年者誘拐容疑で逮捕=に悩みを相談していたことが14日、長崎県警の調べで分かった。  県警は同日、大阪で逮捕した坂本容疑者を諫早署に移送。女児から相談を受ける中で、家出を促した可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べる。  調べでは、女児は自身が開設したブログ上で今年7月から8月にかけて坂本容疑者と知り合い、漫画の感想などについてやりとり。その中で「寂しい」「周りが自分を分かってくれない」と悩みをつづっていた。  女児は6日、貯金箱から約1万6000円を持ち出し「家出する。捜さないでください」と記した手紙を残して自宅を出た後、JR諫早駅で北九州市の小倉駅まで在来線の特急と新幹線を乗り継いで行く切符を買い、小倉駅で坂本容疑者と落ち合った。(北海道新聞 引用)

2007年10月10日水曜日

義剛が農業ルーキー支援で夢“第2章”へ

夢は第2ステージへ。タレント田中義剛(49)の著作「田中義剛の半農半芸で何が悪い!?」が9月22日に発売された。田中が95年に中札内村で「花畑牧場」を始めてから感じたことを紹介している。牧場での赤字を埋めるために、芸能界で稼ぐ「半農半芸生活」を送りながら、チーズ、菓子などの商品は北海道を代表する一大ブランドに成長した。田中が次の夢を語った。 酪農家・義剛が“先生”になる。花畑牧場は酪農、馬や犬のショー、レストラン経営で観光スポットに定着。牧場でつくられたチーズや菓子は、今や北海道を代表する一大ブランドだ。16歳から抱き続けてきた夢である牧場の経営を軌道に乗せ、頭には次の夢が膨らんでいる。 義剛「酪農学園大と手を組み、農業ベンチャーを応援する組織をつくる。これからは誰でも農業に新規参入し、牛を飼い、自分で新しいスイーツ、チーズをつくり、全国のマーケットに北海道ブランドで売ればいい。そういう時代にならないと地方に人が育たない」 昨年、北海道で新たに酪農を始めたのは約180人。農家出身でない、新規参入者は約30人だった。牛や馬、広大な土地の購入費など資金面に対する不安もあり、酪農家志望者は減少傾向だ。そんな流れを変えるため、母校・酪農学園大と新たな組織づくりに着手しているという。具体的な内容は調整中だが、早ければ来年にも活動を開始する。花畑牧場の経営ノウハウを教え、食品の作り方、売るための戦略も指導する。 青森出身だが、北海道を愛している。だから北海道の酪農が衰退するのを見ていられない。昨年3月に生産過剰の生乳1000トンが廃棄された事実に心を痛め、消費量を増やそうと新たなチーズづくりに着手した。今年5月には、道産小麦を使っていない六花亭製菓(本社・帯広)が、広告で「(道産小麦の)出番はない」などと表現したことに対し「生産者の苦労が分かっていないのだろうか」と新聞のコラムで反論した。 義剛「農業参入者が減り、高齢化が進む。農業に夢がない。このままでは北海道に対する夢もなくなる。民間活力で活性化するしかない。賛成してくれる人と連合を組み、1人でも多くの農業参入者を増やしたい。あこがれて北海道に来た人が夢をかなえられる場所にしないといけない」 これからも義剛は走り続ける。「半農半芸」で追い続ける夢に終着点はない。【北尾洋徳】 ◆田中義剛(たなか・よしたけ)1958年(昭和33)3月13日、青森・八戸市生まれ。酪農学園大卒。80年にフレッシュサウンズコンテスト全国大会審査員特別賞受賞。82年からラジオパーソナリティーとして活動を始め、86年にシングル「傷だらけのヒーロー」で全国デビュー。バラエティー番組を中心に、ドラマやCMで活躍中。95年、十勝の中札内村に「花畑牧場」を開設し、半農半芸の二重生活を送っている。 ◆花畑牧場 デビュー9年目の95年に中札内村に設立した。牛1頭からスタートし、順調に規模を拡大。現在は東京ドーム5個分の広さの23ヘクタールで酪農、レストランや土産物店などを展開。搾乳体験など、動物と触れ合える各種アトラクションもある。手作りチーズを核としたオリジナル商品の販売を手掛け、牛乳や自家製ハムなど数十種類に及ぶ「花畑牧場ブランド」商品は全国的な人気を得ている。 ◆田中義剛の半農半芸で何が悪いっ!? 9月22日発売。「半農半芸生活」の中で考えてきたこと、北海道の企業などに対する提言をエッセー形式で書いた。05年11月から1年間、日刊スポーツで連載していた「田中義剛の交遊録 元気のもとは何?」も収録されている。全256ページ。価格は1260円。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年10月9日火曜日

車ドアと路面に頭挟まれて死亡 新ひだか

【新ひだか】八日午後二時十五分ごろ、日高管内新ひだか町三石豊岡二七六の町道で、同町三石西端、農業後藤紀巳(きみ)さん(66)が自身の乗用車の運転席のドアと路面の間に頭部を挟まれて倒れているのを通りがかりの人が発見、消防署に通報した。後藤さんは病院に運ばれたが、間もなく死亡した。死因は窒息死。  静内署によると、現場は進行方向に緩やかな上り坂。車両は後部車輪が路外に逸脱していた。同署は、後藤さんが降車した際、車両が突然後退し、七、八メートル引きずられた後、ドアと路面の間に頭を挟まれたとみて、乗用車が後退した原因を調べている。(北海道新聞 引用)

2007年10月7日日曜日

農水省元職員を逮捕へ 大阪府警、収賄で聴取続行

大阪府警捜査2課と千葉県警は6日午後も、政府の輸入米の入札情報を漏らした見返りに東京のコメ輸入会社に海外視察旅行の代金を負担させたとして、収賄容疑で農水省元課長補佐(50)の取り調べを続けた。贈賄容疑で同社幹部(58)らも調べており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。  両者が知り合った経緯や、旅行代金の出どころなどを追及しているとみられる。元課長補佐はこれまでの府警や農水省の事情聴取で、入札に便宜を図った事実を認めたという。  調べでは、元課長補佐は米穀貿易を担当していた2005年8月、同社幹部らに輸入米入札時の政府のコメ買い取り価格などの情報を漏らし、見返りに05年9月の視察旅行の旅費約40万円を肩代わりさせた疑いが持たれている。(北海道新聞 引用)

2007年10月6日土曜日

中学のガラス また割られる 滝川

【滝川】五日午前七時半ごろ、滝川市黄金町西一、市立江陵中(川上慶博校長、四百五十九人)で、窓ガラスが割られているのを出勤してきた教員が見つけ、滝川署に通報した。同署は器物損壊の疑いで調べている。  市教委によると、割られていたのは格技場やパソコン室などの窓ガラス五十枚(三十三万円相当)。ガラスを割るのに投げたとみられるコンクリート片などが落ちていた。四日午後九時五分ごろに警備員が巡回した際には異常はなかった。  同校では八月十四日に二枚、十六日にも十四枚の窓ガラスが割られたほか、同月には付近の小学校や運動施設でも相次いでガラスが割られた。 (北海道新聞 引用)

2007年10月5日金曜日

北洋・札銀がサミット支援 環境商談会、会場周辺に花

北洋銀行と札幌銀行は四日、北海道洞爺湖サミットの支援策を決めた。サミットの中心テーマである環境問題に合わせ、来年六月に札幌で環境にまつわる大規模商談会を開催。サミット会場周辺を花でいっぱいにする取り組みも行い、機運の盛り上げに一役買う。  商談会は、北洋銀行が今年六月に初めて開いた製造業を対象にした「ものづくりテクノフェア」の第二弾の位置づけ。道内外の数十社に呼びかけ、各社の環境に優しい技術や商品を紹介する。  サミット会場周辺を花でいっぱいにする取り組みは高橋はるみ知事の発案に応えたもので、植える花の購入費用を負担するほか、両行の行員がボランティアで作業し、歓迎ムードを高める。  また、北洋銀は今月九日から発売する投資信託「環境ファンド」の販売手数料の10%相当額を事務局に寄付。後志管内留寿都村に設置予定のプレスセンターには外貨両替コーナーを設ける方向で調整に入った。札銀は、現金自動預払機(ATM)搭載マイクロバスを要請に応じて出動させる。そのほか、両行はカレンダーにサミットPR文を刷り込んだり、店舗内にPRコーナーを設置するなどさまざまな対応を行う。(北海道新聞 引用)

2007年10月3日水曜日

2007年10月2日火曜日

北照、強打爆発22点 秋の全道高校野球開幕 駒岩もコールド発進

秋の全道高校野球は1日開幕し、札幌円山、麻生の両球場で1、2回戦計6試合を行った。北照は春、夏の南・北大会を通じて全道大会最多となる22得点を挙げ、釧湖陵にコールド勝ちした。旭大高は1-0で北海に競り勝ち、東海大四は旭工を3-0で下した。駒大岩見沢は8-0で帯北にコールド勝ち。春の全道大会と夏の南北海道大会ともに準優勝の函工は先発三国が完封し、2-0で網南丘に勝利した。武修館は4-1で遠軽を振り切った。(北海道新聞 引用)

2007年10月1日月曜日

ニュージーランドで地震 日本へ津波の影響ない

気象庁によると、30日午後2時24分ごろ、ニュージーランド付近でマグニチュード(M)7・4と推定される地震があった。日本への津波の影響はないという。  震源の位置はオークランド諸島で、震源の近くでは津波発生の可能性があるとしている。(北海道新聞 引用)