2007年12月28日金曜日

見てため息 2億80万円の福袋 札幌

三越札幌店は二十七日から来月七日までの「新春縁起黄金展」で、純金製品を集めた売価二億八十万円の福袋「黄金迎春セット」を展示販売する。
 正月の来客をもてなす小物をテーマに、獅子頭や鏡もち、はし、湯飲みなど二十点、計三十一キロ分の商品を集めた。「二○○八年」にちなんだ売価は「実際の価格よりも約六千万円“格安”の設定」だとか。
 もっとも担当者は「見るだけでも縁起が良いですよ」とあまり強気にはなれないよう。同展の入場は無料。

2007年12月24日月曜日

道代表は女子の室蘭大谷が44位/高校駅伝

全国高校駅伝が23日、京都・西京極陸上競技場発着コース(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)で行われた。北海道代表は、男子の札幌山の手が45位と昨年の43位を下回った。93年に7位と道内最高順位を持つ女子の室蘭大谷も、44位に終わった。

2007年12月19日水曜日

札幌・手稲弟刺殺容疑 24歳の兄逮捕

札幌市手稲区富丘一の六の飲食店従業員有本吉孝さん(21)が十八日未明、自宅で殺害された事件で、札幌手稲署は同日午後、殺人の疑いで、同居していた兄の無職有本吉克容疑者(24)を逮捕した。  調べでは、吉克容疑者は十八日午前二時から同三時ごろの間、自宅一階で、吉孝さんの胸や首、背中などを数回にわたって刺し身包丁で刺し、失血死させた疑い。  調べに対し、吉克容疑者は「まず居間で弟を刺し、浴室に運んでとどめをさした」と供述し、明確な殺意があったことを認めている。同署によると、「言葉遣いなどで日ごろから弟の気に入らないことが多く、うっぷんがたまっていた」とも供述しているという。

2007年12月15日土曜日

道内の日銀短観は1年9カ月ぶりの低水準

日銀札幌支店が14日発表した12月の北海道の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は全産業で前回9月調査から4ポイント下落し、マイナス16となった。DIの下落は2期連続で、マイナス16まで落ち込んだのは1年9カ月ぶり。
 製造業は原材料価格の上昇が影響して輸送用機械が大幅に下落、全体では2ポイント下がってマイナス4に。
 非製造業も住宅着工戸数の減少で不動産や建設関連製品のリースが悪化。食材などの価格上昇で小売業やサービス業も落ち込み、5ポイント悪化のマイナス21となった。
 同時に発表した金融経済概況では、道内の景気を4カ月ぶりに「やや弱めの動き」と下方修正した。

2007年12月14日金曜日

北海道バーガーをPR 年明け時計台前にカフェ開店 普門グループ

旅行業や飲食店運営などの普門グループ(札幌、小滝暁一社長)は来年一月四日、道産食材をふんだんに使った「北海道バーガー」を売り物としたカフェを札幌市中央区北一西三にオープンする。札幌時計台前の好立地で、道外や海外からの観光客らに北海道の食の魅力を伝える“アンテナショップ”を目指す。  「北海道カフェ」の店舗名で、商業ビル一階に床面積約三百三十平方メートルの規模で出店する。  主力の北海道バーガーは四種類。「たらばとずわいの王様バーガー」の千二百円を筆頭に、すべて六百円以上とハンバーガーとしては高めだが、タラバガニやマダラ、ホタテ、知床鶏などを産地直送で調達。素材と鮮度に徹底的にこだわった。「有数の観光名所の前に出店する以上、北海道らしさを満喫してもらいたい」と小滝社長。  ほかにサンドイッチ(二個三百五十円から)、きたあかりのフライドポテト(三百円)、コーヒー(二百九十円から)、牛乳(二百円から)など約六十種のメニューをそろえた。  一日五百人の来店が目標。店内には旅行カウンターも併設し、インターネット販売に押され気味の旅行代理店の新たなモデルにする狙いもあるという。

2007年12月12日水曜日

新千歳-羽田 乗客数4・2%増 11月

新千歳-羽田線を運航する航空四社が十日までにまとめた十一月の旅客実績(スカイマークは確定値、他の三社は速報値)は、総旅客数が前年同月比4・2%増の七十八万四千二百六十五人で、二カ月ぶりに前年同月を上回った。各社による運賃割引の強化などが影響したとみられる。  新規会社では、北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌)が同7・7%増の七万千三百八十二人、スカイマークが同29・1%増の六万六千七百七十三人。大手二社は全日空が同4・5%増の三十三万七千九百五十人だったのに対し、日本航空は同1・0%減の三十万八千百六十人と明暗を分けた。  搭乗率はエア・ドゥが78・7%で首位。続いてスカイマークが78・6%、日本航空が72・0%、全日空が70・0%の順だった。

2007年12月11日火曜日

クリスマスツリー

米国では今の季節、多くの都市が中心部にクリスマスツリーを飾る。そこに論争が持ち上がった。ツリーとはいえ環境に優しくなければならない、と▼口火はニューヨークが切った。名所ロックフェラーセンターのツリーが、白熱電球をやめ節電型の発光ダイオード(LED)を採用したのだ。電源は太陽電池を使った。ニューヨーク市はシカゴなどと共に、温暖化防止を目指す「緑の競争」を進める▼出遅れたのはミネソタの州都セントポールだ。ツリーの高さは札幌時計台を超える二十三メートル、ニューヨークに匹敵する輝かしさを誇る。だが地元紙がニューヨークと比べ疑問を投げかけた▼セントポールは六千個の白熱電球を二十四時間点灯させる。今シーズン排出する二酸化炭素は十八トンだ。ニューヨークはLEDが三千個で点灯する時間も短い。二酸化炭素の排出は十分の一だという。ニューヨークっ子はこの比較に鼻を高くしている▼気候変動の枠組み条約をめぐり開かれている締結国会議では、環境対策に消極的な米国が孤立気味だ。だが米国の中では、華やかなクリスマスツリーに関しても考え方が変わっている。環境保護の意識が浸透した▼道内各地でもツリーがきらめき、イルミネーションが飾られている。暗くて寒い夜に幻想的な光を見ると、気持ちは弾む。環境への配慮がされたものなら、心が一層温かくなるのだろう。

2007年12月10日月曜日

せめてクリスマスくらいは“いい人”に…

<連載・借りて見!!シネマ「3人のゴースト」> 1年でさまざまなけがれや悪徳に染まったわが身を清めるべく、年末に必ずディケンズの名作「クリスマス・キャロル」の映画化作品を見て「みそぎ」を行っている。なぜかって? だってこれは、強欲な金貸しのスクルージが、クリスマス・イブの夜に訪れた過去と現在と未来の幽霊によって、悔い改めさせられる物語だ。このままだと地獄行きだが、新しい自分になると誓うことで救われる。都合のいい話だが、御利益にあやかってわが身も救われようと言う魂胆なのさ。 ところでこの「3人のゴースト」は、スクルージを視聴率のためなら人も殺しかねないテレビ局の若社長に設定し、過去の幽霊をタクシードライバー、現在の幽霊を若作りのブリッ子妖精、未来の幽霊を異形のモンスターにした現代版。 コメディアンであるビル・マーレーが憎々しくひねくれた社長をユーモラスに演じ、ガリガリのやせっぽちだがどこかキュートな元恋人をカレン・アレンがピュアに演じている。話は美談だが、キャスティングが美男美女ではないところに親しみが持てていい。 ラストに悔い改めた社長が長々と演説をブツ場面はやや冗長だが、見ていると、自分もクリスマスくらいはいい人になれるかも…(笑い)と思わせてくれる。ちなみに「クリスマス・キャロル」の映画化作品は、スクルージを名優が演じる正統派から、マペット(人形)が出演するものまで数々ある。見比べてみるのもオススメだ。(S) ◆3人のゴースト 監督リチャード・ドナー/主演ビル・マーレー/1988年/101分/パラマウントジャパン/DVDは1500円

2007年12月9日日曜日

“第2の大泉洋”発掘に青田買いの感も

深夜の男性タレント躍進には、TEAM-NACS(チームナックス)の影響があった。HTBの深夜番組「水曜どうでしょう」などで人気を集めた大泉洋(34)らは今や全国区。各放送局が、まだ脚光を浴びていないタレントを起用するのは青田買いの意味もある。STVの岸弘ディレクター(33)は「大泉さんの存在が大きい。北海道としての文化を盛り上げていこうと各局が力を入れ始めた」と話す。視聴者もキー局とは違った独自色を求めているという。今後もこういった傾向は、強くなりそうだ。

2007年12月8日土曜日

日本ハムが五輪代表選手派遣に全面協力へ

日本ハムは6日、08年北京五輪本戦に所属選手の大量派遣OKの考えを示した。アジア予選ではダルビッシュ、稲葉の2人だったが、本戦での代表入りが増加する可能性もある。球団幹部は「全体で全面協力するということなので、うちもそうします。何人選ばれても協力します」と話した。 アテネ五輪では各球団の不公平を考え、1チーム2人枠が設けられた。北京五輪に向けては、今年1月のオーナー会議で「全面協力」の意思が12球団で確認され、人数制限は設けない方向性だ。それでも星野監督が、アジア予選後に「問題になるかもしらん」と恐れているのが現状だ。 本戦に向けた日本代表選手には、エース格のダルビッシュは当確で、右翼のレギュラーで奮闘した稲葉も有力候補だ。アジア予選での台湾行きは逃したが、最終候補メンバーには武田勝、武田久の両投手が選出されており、新規でも選ばれる可能性を十分に残す。大量選出の場合、チーム力に影響するのは必至だが、協力を惜しまない方針だ。

2007年12月7日金曜日

プール底25センチ沈下 札幌・米里小

札幌市白石区の市立米里小(安斉敏夫校長)のプールの底が、地盤沈下により、最大二十五センチ沈下していた。札幌市教委が六日、現地調査し確認した。  市教委によると、プールは一九九二年の建設で、縦二十五メートル、横八・二メートル。鉄筋コンクリート造りだが、底部は厚さ二ミリのステンレス製。深さ一メートルの底の中央部で最大二十五センチ沈下していた。児童にけがはなかった。  泥炭地の米里地区は市内でも有数の軟弱地盤だが、底部を支えるくい打ちなどはしない設計だった。  今年七月、学校から「プールの底がぶよぶよしている」との通報が市教委にあり、調べていた。  市教委は来夏までに改修工事を行うとともに、米里小のほかに市内十二校にある同じ構造のプールの調査を早急に行う。 (北海道新聞 引用)

2007年12月5日水曜日

巨人木佐貫がボランティア野球教室&公演

巨人木佐貫洋投手(27)と亜大・生田勉監督(41)が3日、羽幌町で留萌地区の小、中学生152人に野球指導と講演会を行った。羽幌町は来年8月、木佐貫の母校、亜大がキャンプを開催する縁で今企画が実現した。 木佐貫にとって、亜大は原点。「大学時代の練習はキツかった。でも、それを乗り越えた時に強くなれる。ステップアップするチャンスです」。2年間、ケガに悩まされ、未勝利から一転、今年12勝と活躍した右腕は、その要因を原点亜大での野球に見いだしていた。 野球教室と講演会はボランティア。「将来は、巨人軍で一緒にプレーしよう」と子供たちと誓っていた。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年12月4日火曜日

最終戦視聴率 平均で15・2%

サッカーJリーグ2部(J2)コンサドーレ札幌が同1部(J1)昇格とJ2優勝を決めた、一日午後零時からの札幌-水戸戦(STV)の中継番組の平均視聴率(札幌地区、ビデオリサーチ調べ)は、15・2%だった。  瞬間最高視聴率は、試合終了直後の午後一時五十四-五十五分に記録した23・6%だった。STV編成部は「土曜の昼間の時間帯では、大変高い数字」と話している。(北海道新聞 引用)

2007年12月3日月曜日

レラカムイ北海道が3連敗/JBL

<バスケットボール日本リーグ:トヨタ自動車103-87北海道>◇23日目◇2日◇大阪・八尾市総合体育館 レラカムイ北海道はトヨタ自動車に87-103で敗れ3連敗、順位は7位のままだが6勝10敗となった。第2クオーター(Q)までは1点リードも、第3Qにトヨタ自動車の猛攻を浴び差をつけられた。最後は100点ゲームで屈した。

2007年11月29日木曜日

札幌のNPO 手縫いキルト27枚を海外の感染児に贈る 来月1日エイズデー

十二月一日の「世界エイズデー」を前に、NPO法人レッドリボンさっぽろ(本庄真美子理事長、札幌)の会員が、エイズウイルス(HIV)に感染した海外の子どものために、二年がかりでキルト二十七枚を完成させた。近く海外の感染児の施設へ贈る。  キルトの縦横は一-二メートル程度で、赤ちゃんのおくるみや幼児の寝具用。色鮮やかな幾何学模様で、手縫いの温かさが伝わってくる。五十代から六十代の会員十四人が週一回、札幌の事務所で寄付を受けたり、持ち寄ったりした布を使い、縫い上げた。  キルト運動は十九年前、米国で始まった。エイズ患者らを支援する同法人も一九九八年からほぼ二年に一回のペースでネパール、ブラジル、ウガンダなどの施設に贈呈。今回が六回目。  贈り先はこれから決めるが、会員の石田キヌ子さん(64)は「本当に必要としている施設に贈りたい。日本で一人でも多くの人が、エイズに関心を寄せてほしい」と呼びかけている。  同法人は、エイズ電話相談も行っている。毎週火曜日午後七時から十時。フリーダイヤル0120・812・606へ。

2007年11月20日火曜日

日本ハム4巡目村田が森本とのコンビ熱望

19日に都内のホテルで開かれた大学・社会人ドラフトで日本ハムから4巡目で指名された中大の村田和哉外野手(22=市船橋)が、早くも森本とのコンビ結成を熱望。この日夕方には早速、山田GMらが都内の寮を指名あいさつに訪れた。村田は「日本ハムは楽しく野球をやるイメージがある。若い選手も多いし、自分に合っていると思う」と入団に支障はない。 50メートル5秒7の俊足リードオフマンで東都でも2度ベストナインに輝いている。同じポジション、打順には森本がいるが「ずっと活躍している選手なのでいろいろ勉強したい」と弟子入りを志願。さらには森本のプレー以外の部分にも着目している。「ぜひ一緒にパフォーマンスもやりたいです」と2人でコンビを組むことを夢見た。 プレーで魅せられる選手になることも忘れていない。「守備でも打撃でもスピードをアピールしたい。将来は盗塁王をとるような選手を目指します」と目標を掲げた。

2007年11月19日月曜日

心動いて日の丸背負ったダル/特別連載

<特別連載・北京金を目指す男たち>
 21歳で日本代表のエースと呼ばれる逸材が、本気になっている。日本ハム・ダルビッシュ有投手。5月の代表1次候補の発表時には、五輪予選への出場に前向きでも、後ろ向きでもなかった。公式戦終了まで、球団広報を通じて五輪関連の取材の自粛要請を出した。シーズンに集中したい、との理由で「五輪」の2文字を自分の周りから完ぺきに消した。いい意味でも、悪い意味でも「無関心」だった。
 徐々に気持ちは傾いていった。尊敬する父ファルサさんら、周囲の勧めもあり、日の丸を背負うことを決めた。何度も話し合いを重ねた末、自らが出した結論だったという。「国を代表することに特別な感情はない」。口癖のように一貫してそう話してきたが、周囲に星野監督の魅力、五輪の意義などを説明されるうちに、心を動かされた。
 マウンド上と同じく、やるなら全力投球。希薄に見えた五輪への思いは、周囲が驚くほど強くなっていた。日本シリーズ終了翌日の2日。名古屋から札幌ドームへと移動すると、いきなり動いた。シリーズと一部の日程が重なり、参加を免除されていた神戸での代表自主トレへの途中合流の希望を球団へ伝えた。チームマネジャーが代表サイドと掛け合い、不可能だと分かって泣く泣く引き下がったほど気持ちははやっていた。
 その2日後に千葉・鎌ケ谷で、単独で始動した。日本の国籍法上、22歳までに父の母国のイランとのどちらかを選ばなければいけなかったが、日本国籍を選択。あくまで五輪ではなく、サエコ夫人(21)との結婚を機に決断したものだが、来年8月の五輪本大会の出場が可能になった。「(対戦国の)データとかは気にしない。もともとイメージは持たない方。感性? そうですね」。闘争本能むき出しで、背番号18は日本代表のマウンドに立つ。

2007年11月10日土曜日

町村氏、就任後初の「お国入り」に上機嫌

「久しぶりに地元北海道の空気を吸えるのはうれしい」。町村信孝官房長官は9日午後の記者会見で、11日に札幌市で開かれるパーティー出席のため、就任後初めて「お国入り」すると明かした。福田康夫首相に「地元に帰るのは無理」と通告を受けていたが「特別のお許しをいただいた」。内閣のスポークスマンや調整役から一時“解放”されることに上機嫌の様子だった。 会見で町村氏は、首相から就任早々に、危機管理の観点から「官房長官は30分か1時間で官邸に来られないといけない」と言われ、「それなら北海道は無理だ。帰るなということか」と反論したとのエピソードを紹介。最後には、国会開会中の「お国入り」で早期の衆院解散をめぐる憶測が出るのを警戒してか「選挙とはかかわりない」と強調してみせた。

2007年11月9日金曜日

山田洋行元専務を逮捕 東京地検、1億円横領容疑など

守屋武昌前防衛事務次官(63)への頻繁なゴルフ接待が発覚した防衛商社「山田洋行」(東京)の米国子会社から約1億1700万円を着服した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は8日、業務上横領などの容疑で元専務宮崎元伸容疑者(69)=横浜市青葉区=ら2人を逮捕した。  宮崎容疑者は接待で守屋氏と200回以上、ゴルフに同行し、オーナー側との対立で同社から独立後も親密な交際を続けていたことが既に判明。特捜部は接待と守屋氏の公務との関係についても追及するとみられる。  ほかに逮捕されたのは、山田洋行元執行役員の今治友成容疑者(57)=同市南区。  調べなどによると、宮崎容疑者は山田洋行を退社後の昨年9月から今年1月の間、米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」が管理していた約1億1700万円を勝手に日本に送金させ、横領した疑い。  また両容疑者は共謀し、宮崎容疑者が退社後の昨年7月、正当な権限がないのに、山田洋行と米国の取引先との代理店契約を解除させる目的で、契約書を山田洋行側に不利な内容に書き換えた有印私文書偽造・同行使の疑いも持たれている。  業務上横領容疑については、米国滞在中のヤマダインターナショナル社元社長秋山収容疑者の逮捕状を取り、帰国を求めている。

2007年11月3日土曜日

診療所の夜間延長に加算 病院勤務医の負担を軽減

来年度の診療報酬改定で厚生労働省は2日、開業時間を夜間まで延長した診療所に診療報酬を手厚く加算する方針を固め、中央社会保険医療協議会(中医協)に提案した。地域の開業医に症状が軽い患者の診察を分担してもらって、病院勤務医の負担を軽くする狙い。患者が仕事や学校の帰りに医者にかかりやすくなる利便性向上も見込む。  勤務の過酷さから、地域の拠点病院などで勤務医の退職が相次いだことが「医師不足、地域医療の崩壊につながった」と指摘されており、改定案は勤務医の待遇是正策の一環。厚労省は「病院は大変。開業医も協力を」としているが、診療所の再診料を引き下げて加算分に回す方針で、日本医師会は反対を表明。調整は難航しそうだ。  厚労省は「午後6-8時」に絞って診療所の開業延長に加算、患者を病院から開業医に誘導する考え。救急搬送を含む病院の夜間外来が、この時間帯で突出して多いのに対し、診療所の大半は夕方で閉めている。

2007年11月2日金曜日

NOVA株、不自然な取引 売買高が8月下旬に急増

経営破たんした英会話学校最大手NOVAの株価が今年8月下旬に急落、1日当たりの売買高がそれまでの数十倍に膨らむなど不自然な動きをしていたことが1日、分かった。取引につながる目立った材料はなく、背景には「何らかの不公正な取引があった可能性がある」(証券関係者)との指摘がある。  NOVAの株価は、経済産業省に一部業務停止命令を受けた6月から7月中旬に100円前後で推移。経営悪化懸念を背景に下落傾向を強め、8月に入り70円前後で取引された。29日には40円台から29円に急落、その後は60円台を高値に乱高下した。  1日当たりの売買高は7月以降、10万株前後から多くても170万株程度。市場に流通するとみられる株は1000万株程度だが、株価が落ち込んだ8月29日から約2000万株に急増し、9月7日に6000万株に迫るなど売買が膨らんだ。

2007年10月23日火曜日

秋サケコロッケ「うまい」 漁協女性部の手作り品試食 新ひだか

【新ひだか】ひだか漁協女性部が地場産秋サケで手作りしたコロッケの試食が二十日、道の駅「みついし」で行われ、観光客らが新しい日高の味覚を味わった。  コロッケは道内産じゃがいも「きたあかり」と三石沖産秋サケをおよそ十対二の割合で混ぜて揚げている。  道の担い手活動支援事業の一環で同部が商品化を目指す。また、開発局の北海道マリンビジョン21モデル地域に指定され、道の駅の活性化と雇用拡大を目指す町も参加している。  この日は三百個を観光客に手渡し、アンケートを記入してもらった。試食した人からは「サケの風味が新感覚」という声の一方、「サケが少ない」という声も聞かれた。  女性部のリーダーを務めた渡辺末子さん(57)は「サケをからいりしたり、カレー味にしたりと工夫してみたい」と意欲的だった。

2007年10月22日月曜日

有料トイレ時代遅れ 札幌ススキノ 3カ所無料化

札幌・ススキノの飲食店ビルにあった3カ所の有料トイレがこのほど無料化された。トイレをきれいに保つため、ビルのオーナー会社が20年以上前に導入、話題を呼んだが、酔客とのトラブル回避や繁華街にある公共性を重視し、無料化に踏み切った。  有料トイレが設置されていたのは、北海道振興(札幌)が経営する第2、3、4の各グリーンビル。同社によると、ススキノの飲食店ビルの1階にはトイレが少なく、1983年にトイレを新設した際、不審者対策や美観保持のため有料化にしたという。1回100円の利用料を取り、3カ所を合わせてここ数年は年間400万円の収入があった。  ところが、利用者には「使いづらい」「時代遅れ」などと不評で、2004年11月からはそれぞれのビルの各テナントが客にカードを貸してトイレを利用する方式で一部無料化にした。ただ、客が誤ってカードを持ち帰ってしまったり、有料に腹を立てた客とのトラブルも少なくなく、対応を迫られていた。  今月、同社が各ビルにある一般のトイレを洋式化し、一部には身障者対応トイレを導入したことから、「お金をいただくほど、ほかのトイレとの差がなくなった」(同社)として、完全無料化に踏み切った。(北海道新聞より引用)

2007年10月21日日曜日

運転席から楽々注文 スターバックス 札幌にドライブスルー

スターバックスコーヒージャパン(東京)は十九日、道内初のドライブスルー形式の店を札幌市南区石山にオープンした。  札幌市中心部と南区定山渓を結ぶ国道230号(石山通)沿い。五十九席が配置された広さ約百五十平方メートルの店舗の一角に、雨や雪を防ぐ屋根が付いたドライブスルーのコーナーを設けた。  同コーナーを利用した南区の主婦網島和子さん(43)は「以前から“スタバ”のコーヒーを飲んでみたいと思っていましたが、子連れで入るのは気が引けました。ドライブスルーなら子供と一緒の時も気軽に楽しめます」と、待望の一杯を味わっていた。  午前六時-翌日午前零時で不定休。 (北海道新聞 引用)

2007年10月17日水曜日

道内景気を1年3カ月ぶりに下方修正 「横ばい圏内」に 日銀

日銀は十五日、全国支店長会議を開き、十月の地域経済報告(さくらリポート)を発表した。北海道の景気の総括判断は、前回七月の「緩やかに持ち直している」から「横ばい圏内の動きとなっている」に下方修正された。下方修正は二○○六年七月以来一年三カ月ぶり。地域間の経済格差の拡大が鮮明となったうえ、中でも北海道が置き去りにされている実情も浮き彫りとなった。  道外では近畿、九州・沖縄も下方修正、残る六地域は据え置きだった。地域別総括で「横ばい」となったのは北海道だけで、ほかの八地域は、地域差があるものの景気拡大か回復傾向にあるとされた。  さくらリポートが開示されるようになった○五年四月以来、三地域が同時に下方修正となるのは初めてだが、国内景気全体の総括判断は「全体として緩やかに拡大している」に据え置いた。  北海道の下方修正は、鉱工業生産が鈍化傾向にあることが大きな要因。中でも、ここまで道内経済をけん引してきた自動車部品分野が、国内向け乗用車販売の不振を背景に増勢を弱めていることが響いた。また、都市部の民間需要向けを中心に持ち直していた建設関連資材が、住宅投資の減少で「低調に推移」に転じたことも、押し下げる要素となった。  さらに、原油をはじめ燃料や原材料価格の高騰は、製品への価格転嫁が困難な中堅・中小企業の比重が高い道内経済に悪影響を及ぼした。  会議後に記者会見した上野正彦札幌支店長は「原油高などで企業収益改善ははかばかしくなく、倒産件数も増えている」と述べたうえで、「道内だけで景気回復の力は出てこない。道外企業の出先の動向にかかっている」と説明した。(北海道新聞 引用)

2007年10月16日火曜日

室蘭に寄港の米空母 27、28日に公開

【室蘭】室蘭港に二十六日から三十日まで寄港する、米海軍第七艦隊の空母キティホーク(八二、○○○トン)の一般公開が二十七、二十八日に行われることが十五日、決まった。二十二日設立予定の室蘭、札幌両商工会議所などによる歓迎実行委員会が実施主体となる。  同艦が二○○六年七月に小樽に入港した際は、米同時多発テロ後初の公開で、見学には招待状が必要だったが、今回は友好親善の観点から、米側が広く一般への公開を要請してきた。公開時間は両日とも、午前九時から数時間程度の予定。 (北海道新聞 引用)

2007年10月15日月曜日

悩み相談、家出後押しか 長崎の12歳女児誘拐事件

長崎県諫早市の小学6年生の女児(12)が大阪市のマンションに8日間連れ込まれた事件で、女児はインターネットのブログで知り合った大阪市福島区玉川、会社員坂本優介容疑者(20)=未成年者誘拐容疑で逮捕=に悩みを相談していたことが14日、長崎県警の調べで分かった。  県警は同日、大阪で逮捕した坂本容疑者を諫早署に移送。女児から相談を受ける中で、家出を促した可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べる。  調べでは、女児は自身が開設したブログ上で今年7月から8月にかけて坂本容疑者と知り合い、漫画の感想などについてやりとり。その中で「寂しい」「周りが自分を分かってくれない」と悩みをつづっていた。  女児は6日、貯金箱から約1万6000円を持ち出し「家出する。捜さないでください」と記した手紙を残して自宅を出た後、JR諫早駅で北九州市の小倉駅まで在来線の特急と新幹線を乗り継いで行く切符を買い、小倉駅で坂本容疑者と落ち合った。(北海道新聞 引用)

2007年10月10日水曜日

義剛が農業ルーキー支援で夢“第2章”へ

夢は第2ステージへ。タレント田中義剛(49)の著作「田中義剛の半農半芸で何が悪い!?」が9月22日に発売された。田中が95年に中札内村で「花畑牧場」を始めてから感じたことを紹介している。牧場での赤字を埋めるために、芸能界で稼ぐ「半農半芸生活」を送りながら、チーズ、菓子などの商品は北海道を代表する一大ブランドに成長した。田中が次の夢を語った。 酪農家・義剛が“先生”になる。花畑牧場は酪農、馬や犬のショー、レストラン経営で観光スポットに定着。牧場でつくられたチーズや菓子は、今や北海道を代表する一大ブランドだ。16歳から抱き続けてきた夢である牧場の経営を軌道に乗せ、頭には次の夢が膨らんでいる。 義剛「酪農学園大と手を組み、農業ベンチャーを応援する組織をつくる。これからは誰でも農業に新規参入し、牛を飼い、自分で新しいスイーツ、チーズをつくり、全国のマーケットに北海道ブランドで売ればいい。そういう時代にならないと地方に人が育たない」 昨年、北海道で新たに酪農を始めたのは約180人。農家出身でない、新規参入者は約30人だった。牛や馬、広大な土地の購入費など資金面に対する不安もあり、酪農家志望者は減少傾向だ。そんな流れを変えるため、母校・酪農学園大と新たな組織づくりに着手しているという。具体的な内容は調整中だが、早ければ来年にも活動を開始する。花畑牧場の経営ノウハウを教え、食品の作り方、売るための戦略も指導する。 青森出身だが、北海道を愛している。だから北海道の酪農が衰退するのを見ていられない。昨年3月に生産過剰の生乳1000トンが廃棄された事実に心を痛め、消費量を増やそうと新たなチーズづくりに着手した。今年5月には、道産小麦を使っていない六花亭製菓(本社・帯広)が、広告で「(道産小麦の)出番はない」などと表現したことに対し「生産者の苦労が分かっていないのだろうか」と新聞のコラムで反論した。 義剛「農業参入者が減り、高齢化が進む。農業に夢がない。このままでは北海道に対する夢もなくなる。民間活力で活性化するしかない。賛成してくれる人と連合を組み、1人でも多くの農業参入者を増やしたい。あこがれて北海道に来た人が夢をかなえられる場所にしないといけない」 これからも義剛は走り続ける。「半農半芸」で追い続ける夢に終着点はない。【北尾洋徳】 ◆田中義剛(たなか・よしたけ)1958年(昭和33)3月13日、青森・八戸市生まれ。酪農学園大卒。80年にフレッシュサウンズコンテスト全国大会審査員特別賞受賞。82年からラジオパーソナリティーとして活動を始め、86年にシングル「傷だらけのヒーロー」で全国デビュー。バラエティー番組を中心に、ドラマやCMで活躍中。95年、十勝の中札内村に「花畑牧場」を開設し、半農半芸の二重生活を送っている。 ◆花畑牧場 デビュー9年目の95年に中札内村に設立した。牛1頭からスタートし、順調に規模を拡大。現在は東京ドーム5個分の広さの23ヘクタールで酪農、レストランや土産物店などを展開。搾乳体験など、動物と触れ合える各種アトラクションもある。手作りチーズを核としたオリジナル商品の販売を手掛け、牛乳や自家製ハムなど数十種類に及ぶ「花畑牧場ブランド」商品は全国的な人気を得ている。 ◆田中義剛の半農半芸で何が悪いっ!? 9月22日発売。「半農半芸生活」の中で考えてきたこと、北海道の企業などに対する提言をエッセー形式で書いた。05年11月から1年間、日刊スポーツで連載していた「田中義剛の交遊録 元気のもとは何?」も収録されている。全256ページ。価格は1260円。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年10月9日火曜日

車ドアと路面に頭挟まれて死亡 新ひだか

【新ひだか】八日午後二時十五分ごろ、日高管内新ひだか町三石豊岡二七六の町道で、同町三石西端、農業後藤紀巳(きみ)さん(66)が自身の乗用車の運転席のドアと路面の間に頭部を挟まれて倒れているのを通りがかりの人が発見、消防署に通報した。後藤さんは病院に運ばれたが、間もなく死亡した。死因は窒息死。  静内署によると、現場は進行方向に緩やかな上り坂。車両は後部車輪が路外に逸脱していた。同署は、後藤さんが降車した際、車両が突然後退し、七、八メートル引きずられた後、ドアと路面の間に頭を挟まれたとみて、乗用車が後退した原因を調べている。(北海道新聞 引用)

2007年10月7日日曜日

農水省元職員を逮捕へ 大阪府警、収賄で聴取続行

大阪府警捜査2課と千葉県警は6日午後も、政府の輸入米の入札情報を漏らした見返りに東京のコメ輸入会社に海外視察旅行の代金を負担させたとして、収賄容疑で農水省元課長補佐(50)の取り調べを続けた。贈賄容疑で同社幹部(58)らも調べており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。  両者が知り合った経緯や、旅行代金の出どころなどを追及しているとみられる。元課長補佐はこれまでの府警や農水省の事情聴取で、入札に便宜を図った事実を認めたという。  調べでは、元課長補佐は米穀貿易を担当していた2005年8月、同社幹部らに輸入米入札時の政府のコメ買い取り価格などの情報を漏らし、見返りに05年9月の視察旅行の旅費約40万円を肩代わりさせた疑いが持たれている。(北海道新聞 引用)

2007年10月6日土曜日

中学のガラス また割られる 滝川

【滝川】五日午前七時半ごろ、滝川市黄金町西一、市立江陵中(川上慶博校長、四百五十九人)で、窓ガラスが割られているのを出勤してきた教員が見つけ、滝川署に通報した。同署は器物損壊の疑いで調べている。  市教委によると、割られていたのは格技場やパソコン室などの窓ガラス五十枚(三十三万円相当)。ガラスを割るのに投げたとみられるコンクリート片などが落ちていた。四日午後九時五分ごろに警備員が巡回した際には異常はなかった。  同校では八月十四日に二枚、十六日にも十四枚の窓ガラスが割られたほか、同月には付近の小学校や運動施設でも相次いでガラスが割られた。 (北海道新聞 引用)

2007年10月5日金曜日

北洋・札銀がサミット支援 環境商談会、会場周辺に花

北洋銀行と札幌銀行は四日、北海道洞爺湖サミットの支援策を決めた。サミットの中心テーマである環境問題に合わせ、来年六月に札幌で環境にまつわる大規模商談会を開催。サミット会場周辺を花でいっぱいにする取り組みも行い、機運の盛り上げに一役買う。  商談会は、北洋銀行が今年六月に初めて開いた製造業を対象にした「ものづくりテクノフェア」の第二弾の位置づけ。道内外の数十社に呼びかけ、各社の環境に優しい技術や商品を紹介する。  サミット会場周辺を花でいっぱいにする取り組みは高橋はるみ知事の発案に応えたもので、植える花の購入費用を負担するほか、両行の行員がボランティアで作業し、歓迎ムードを高める。  また、北洋銀は今月九日から発売する投資信託「環境ファンド」の販売手数料の10%相当額を事務局に寄付。後志管内留寿都村に設置予定のプレスセンターには外貨両替コーナーを設ける方向で調整に入った。札銀は、現金自動預払機(ATM)搭載マイクロバスを要請に応じて出動させる。そのほか、両行はカレンダーにサミットPR文を刷り込んだり、店舗内にPRコーナーを設置するなどさまざまな対応を行う。(北海道新聞 引用)

2007年10月3日水曜日

2007年10月2日火曜日

北照、強打爆発22点 秋の全道高校野球開幕 駒岩もコールド発進

秋の全道高校野球は1日開幕し、札幌円山、麻生の両球場で1、2回戦計6試合を行った。北照は春、夏の南・北大会を通じて全道大会最多となる22得点を挙げ、釧湖陵にコールド勝ちした。旭大高は1-0で北海に競り勝ち、東海大四は旭工を3-0で下した。駒大岩見沢は8-0で帯北にコールド勝ち。春の全道大会と夏の南北海道大会ともに準優勝の函工は先発三国が完封し、2-0で網南丘に勝利した。武修館は4-1で遠軽を振り切った。(北海道新聞 引用)

2007年10月1日月曜日

ニュージーランドで地震 日本へ津波の影響ない

気象庁によると、30日午後2時24分ごろ、ニュージーランド付近でマグニチュード(M)7・4と推定される地震があった。日本への津波の影響はないという。  震源の位置はオークランド諸島で、震源の近くでは津波発生の可能性があるとしている。(北海道新聞 引用)

2007年9月30日日曜日

ひき逃げで中学生姉妹死傷 陸橋から飛び降りる?

29日午前0時5分ごろ、大阪府四条畷市清瀧の国道163号で、路上に倒れていた市内の中学生の姉妹がトラック2、3台にはねられた。  姉妹は病院に運ばれたが、中学3年の姉(15)は間もなく死亡。中学1年の妹(13)も重傷だが意識はあるという。  トラックはいずれも逃走し、四条畷署はひき逃げ事件として捜査している。  調べなどによると、姉妹ははねられる直前に高さ約13メートルの陸橋から国道に飛び降りたとみられる。陸橋には、姉の手提げバッグが残されていた。  姉妹は28日午後10時ごろ、2人でけんかして父親にしかられた後、そのまま2人で家を出たという。  国道は片側1車線の直線道路で、清瀧トンネルから大阪方面へ約200メートルの地点。トラックは奈良方面から西に向かって走っていたという。  現場はJR片町線四条畷駅から東約2・5キロの山中で、民家や工場などが点在している。(北海道新聞 引用)

2007年9月29日土曜日

知床のホテル 地下から出火 宿泊客ら避難

【斜里】二十八日午前十一時十分ごろ、網走管内斜里町ウトロ東一七二、知床グランドホテル(桑島繁行社長)の別館(鉄筋コンクリート七階建て、六十室)地下一階に煙が充満しているのを従業員が発見し、119番通報した。消火作業は難航しており、同日午後一時現在、煙はなお出続けている。  斜里署の調べによると、当時、ホテルには十七人の宿泊客と約四十人の従業員がいたが、全員避難して無事。けが人はないとみられている。  同ホテルは本館、新館、別館の三棟からなり、全百七十九室。別館の地下一階には売店や電話交換室、物置などがあり、電話交換室付近の焼け方が激しいという。(北海道新聞 引用)

2007年9月28日金曜日

「原因は金属片混入」 泊原発発電機故障で北電

【泊】後志管内泊村の北電泊原発1号機で、非常用ディーゼル発電機二台が故障した問題で、北電は二十七日、故障原因が、発電機内で燃料を供給する「調速装置」と呼ばれる部品にそれぞれ金属片とビニール片が混入したためと発表した。故障に伴い手動停止した1号機は、一週間以内に運転再開を目指す考えも明らかにした。  北電は同日、調査結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告。同院は二十八日、検査官を現地に派遣し、再発防止策の実施状況を確認する。道と地元四町村も同日、再度立ち入り調査する。  北電によると、調速装置の一台の内部にアルミ合金片が、もう一台の内部にビニール片が混入していた。これらは、それぞれ装置の外側にある油面計と呼ばれる部品のネジ山と、配管の継ぎ手部分に巻かれたビニールテープの一部と分かった。  調速装置と油面計は、定期点検などで取り外しており、その際に破片がはがれて内部に混入し、発電機が起動しなくなった可能性が高いという。  北電は、取り外し方法の見直しや油面計などの部品交換を実施。道と地元町村の同意を得て、1号機原子炉の早期運転再開を目指す。(北海道新聞 引用)

2007年9月26日水曜日

新聞3社が控訴 手術めぐる名誉棄損訴訟

東京女子医大病院で2001年、心臓手術を受けた少女が死亡した事故をめぐる記事で名誉を傷つけられたとして、当時の担当医=業務上過失致死罪に問われ1審無罪、検察側控訴=が、共同通信と配信記事を掲載した秋田魁新報(秋田市)、上毛新聞(前橋市)、静岡新聞(静岡市)に損害賠償を求めた訴訟で、新聞3社は25日、110万-165万円の支払いを命じた18日の東京地裁判決を不服として控訴した。  東京地裁判決は、共同通信への賠償請求を退ける一方で、3社に対して「通信社から配信を受けたことだけを理由に真実と信じたことが相当とはいえない」などとして賠償を命じた。  共同通信は、訴訟に補助参加する。(北海道新聞 引用)

2007年9月24日月曜日

2校が7勝で首位を並走/北海道6大学

<北海道6大学野球>◇第5節初日◇22日◇苫小牧緑ケ丘 道東海大と東農大生産学部がともに勝って7勝1敗1分けとし、首位を並走している。道東海大は苫小牧駒大に5-4で競り勝ち、東農大生産学部は春の覇者・旭川大に7-3で快勝。22日と同一カードで行われる23日の最終日でも決着がつかなかった場合、2校のプレーオフが行われる。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月23日日曜日

増える無縁仏 引き取り拒む親族も 昨年度、札幌と旭川は最多

事故や病気で亡くなっても縁者に引き取られない無縁仏が、道内の都市部で増えている。札幌市では、無縁仏として引き取った遺体の数が昨年度、過去最多になった。秋の彼岸、だれに供養されることもなく眠る死者たち。遺族に代わって遺体を弔う葬祭業者は、言いようのないやりきれなさを感じている。「親族のきずなはどこに行ったのか」-。  八月中旬、札幌市内の病院の霊安室。同市中央区の葬儀会社「極楽堂はなや」の社長中島浩盟(ひろみ)さん(46)は、穏やかな表情で眠る八十歳代の女性をゆっくりとひつぎに移した。  同社は、札幌市の委託を受けて無縁仏を弔う唯一の業者だ。女性の親族が遺体の引き取りを断ったため、同社が市役所への手続き、火葬、墓地までの遺骨の運搬を代行した。「何度やっても、気持ちが重くなります」。中島さんは、そう漏らす。  札幌市が二○○六年度に無縁仏として引き受けた遺体の数は、統計を取り始めた一九九二年以来最多の二十五体。札幌に次ぐ大都市の旭川市も二十一体と、過去五年で最多になった。道保健福祉部の調べでは、札幌、旭川、函館を除く全市町村では計十六体にとどまっており、都市部での多さが際立つ。  もともと天涯孤独だったり、身元がわからなかったり理由はさまざまだが、最近は「家族や親類が引き取りを断るケースが、以前より目立つようになった」(旭川市福祉総務課)という。  親族の人間関係が希薄になっている-。中島さんは、そう考えざるを得ない光景を何度も目の当たりにした。遺体を前にして「私は引き取りたくない」「おれもいやだ」と問答している親族たちの姿。何のためらいもなく、市に引き取りを頼んだ人もいた。「社会のゆがみを垣間見た思いがしましたね」。中島さんは振り返る。  札幌市の場合、遺骨は同市豊平区の平岸霊園の納骨堂に三年間保管し、引き取り手が現れなければ、墓を持たない遺骨を納める隣接の「納骨塚」に合葬する。この間に、縁者に引き取られていく遺骨は「極めて少ない」(札幌市保護指導課)という。  「日ごろから親類と連絡を取り合うなど、小さなコミュニケーションでも、状況が良くなると思うんですが…」と中島さん。  平岸霊園の納骨塚には八月末現在、二千五百五十七体が納められ、うち二百五十六体の無縁の霊が眠っている。(北海道新聞 引用)

2007年9月22日土曜日

日清製粉 業務用小麦粉を11月に再値上げ

製粉最大手の日清製粉グループ本社は二十一日、製めん・製パン業者向けの業務用小麦粉の価格を十一月上旬から値上げすると発表した。二十五キロ当たり百十-百七十五円の値上げとなる。二位の日本製粉など他社も追随するとみられ、パンやめん、菓子などの小売価格や外食産業のメニュー価格の引き上げにもつながりそうだ。  政府の輸入小麦売り渡し価格が、十月から平均10%引き上げられることに伴う措置で、五月に続く再値上げとなる。  強力系小麦粉が二十五キロ当たり百七十五円、うどん用などの中力系と製菓用の薄力系が同百五十円、道産など国産100%の小麦粉も同百十円値上げする。 (北海道新聞 引用)

2007年9月21日金曜日

北電、2事業から撤退 重油高や市場縮小で 「自家発電代行」「PCサポート」

北海道電力は二十日、自家発電代行事業など二事業から撤退すると発表した。A重油を燃料とする自家発代行は燃料価格の高止まりで採算が悪化、継続困難と判断した。撤退に伴い二○○八年三月期決算で三十七億円の特別損失を計上する。  自家発代行は工場、店舗、ホテルなど顧客の敷地内に発電設備を無償で設置して電力を供給する事業。顧客にとっては通常の電力料金よりも安価な料金設定が魅力だったが、原油高騰で供給側の採算が取れなくなり、昨年八月には最大手のエネサーブ(大阪)が撤退した。電力会社では既に東京、九州の二社が撤退を決定している。  北電は子会社のエナジーフロンティア(EF、札幌)を通じて二○○○年に参入し、○七年三月期の売上高は十九億円、経常赤字は千百万円。現在の顧客三十五件には通常の電力供給への切り替えを提案、一一年度末までに契約を解除する方針だ。  特損三十七億円には設備撤去費用と違約金などを含む。省エネ支援事業などEFの他の事業は他のグループ会社に移管し、EFは解散する。  また、子会社のほくでんデジタルパートナー(札幌)を通じて○四年に参入した訪問型パソコンサポート事業も撤退する。一般家庭などを訪ねてパソコンや周辺機器のトラブルを解決する事業だが、技術革新で市場が急速に縮小しており、九月に同社を解散する。  北電は二○○○年の兼業規制撤廃を受け新規事業に積極参入してきたが、新規電力事業者への需要離脱など本業を取り巻く環境は厳しくなっている。  これを受け、北電は同日、○八年三月期の純利益見通しを二百八十億円から二百四十億円に下方修正。自家発電代行事業撤退に加え、夏の渇水で水力発電所の稼働率が低下、火力発電で補ったことで燃料費が三十億円増加したことなどによる。(北海道新聞 引用)

2007年9月19日水曜日

台風12号、中国大陸へ 八重山で土砂災害に警戒

非常に強い台風12号は18日、暴風域を伴ったまま西表島付近を通過し、東シナ海を北上した。中国大陸に向かう見通し。沖縄・八重山地方は暴風域を抜けたが、地盤が緩み土砂災害の恐れが高まったとして気象庁は警戒を呼び掛けた。  台風は、18日午後6時、時速約25キロで北西へ進んだ。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。  19日夕方までの24時間予想雨量は、多い所で沖縄(先島諸島)で120ミリの見込み。1時間に30-40ミリの激しい雨が降る恐れがある。  日本トランスオーシャン航空と全日空などの羽田-石垣間や沖縄県内各路線では18日、計約90便が欠航し約8000人に影響が出た。(北海道新聞 引用)

2007年9月18日火曜日

めぐみさんの姿を重ねて「母恋し」 沖縄民謡CDを母恋駅で発売

【室蘭】北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの心情を思い、川崎市在住のソプラノ歌手桜井純恵さん(39)が歌った沖縄民謡「母恋し」のCDが、十六日から室蘭市母恋北町のJR母恋駅売店で販売されている。駅名が取り持つ縁で、桜井さんは「拉致事件の風化をくい止めたい」と願う。  「母恋し」は十五世紀末の琉球で、戦乱のなか、遠くの島に追いやられた母を恋しがる息子の姿を歌う。「この海越えて あの島に 母上います ああ恋し…」。久米島に伝わる悲話をもとに、一九二五年ごろ作られた。  CD化のきっかけは昨年春。桜井さんの友人が、めぐみさんのニュースを見て歌詞と重ね合わせ、話を持ちかけた。五月末に千枚を制作、沖縄県内で店頭販売しているほか、通信販売も合わせ、既に計五百枚が売れた。  その後、CDの購入者から母恋駅の存在を聞いた桜井さんらが「北海道の人にも歌を知ってほしい」と、室蘭市内の喫茶店主に協力を依頼し販売が実現した。「不思議な縁を感じました。めぐみさんの境遇に思いを寄せてほしい」と桜井さん。  一枚千円で限定五十枚。売り上げの一部は拉致被害者家族会に寄付する。問い合わせは室蘭市絵鞆町の喫茶ブロートン(電)0143・27・2777または桜井さん(電)044・813・3409へ。 (北海道新聞 引用)

2007年9月17日月曜日

ニホンザリガニ、工事から守ろう 有珠川

【苫小牧】苫小牧市の市街地近くを流れる有珠川のえん堤工事現場で十五日、流域に生息する絶滅危惧(きぐ)種のニホンザリガニを、地域住民の手で工事の影響を受けない上流へ移す試みが行われた。  室蘭開建苫小牧河川事務所の主催で、小学生と保護者ら四十人余りが参加。スコップや虫捕り網を手に水深十センチほどの流れに入り、五十分で二匹を捕獲した。数は少なかったが、子供たちからは「見つけるコツが分かった」との声も。同河川事務所の安田裕一さん(33)は「この体験をきっかけに、身近な自然への関心が高まれば」と期待を寄せていた。  えん堤は樽前山の噴火時に泥流を食い止める目的で、一月に工事を開始。全長百八十八メートルのうち約半分の基礎工事を終えている。  今後ニホンザリガニなどの生息状況を再確認した上で、残る工事を進める予定という。 (北海道新聞 引用)

2007年9月15日土曜日

弟子屈の違法伐採事件 容疑者を起訴 釧路地検

【釧路】阿寒国立公園・特別地域内にある屈斜路湖畔の原生林が大規模に伐採された事件で、釧路地検は十四日、自然公園法違反(無許可伐採)と森林法違反(保安林窃盗)の罪で、横浜市青葉区荏田西四、不動産会社元社長で無職の岡戸正容疑者(67)を釧路地裁に起訴した。  起訴状などによると、岡戸被告は昨年十月、環境相の許可を得ず、東京の不動産会社が所有する釧路管内弟子屈町内の民有林で、アカダモなど二百十七本(約三百二十万円相当)を造材業者に伐採させ、不法に利益を得た。岡戸被告は逮捕当初、容疑を否認していたが、現在は全面的に認めているという。(北海道新聞 引用)

2007年9月14日金曜日

新司法試験、2回目は狭き門に 1851人合格 北大は48人

法務省は十三日、法科大学院修了者を対象とする新司法試験の合格者千八百五十一人を発表した。昨年と比べ、合格者数は八百四十二人増えたものの、受験者四千六百七人に対する合格率は40%で8ポイント低下した。北大の受験者は九十八人(昨年三十八人)で合格者は四十八人(同二十六人)、合格率は49%(同68%)だった。  全国の法科大学院七十四校のうち六十八校の修了者が受験し、いずれも合格者が出た。道内の法科大学院は北大のほか、二○○五年開設の北海学園大があるが、カリキュラムが終わっておらず受験者はなかった。  合格者数トップは東大の百七十八人(合格率59%)。以下、慶応大百七十三人(同64%)、中央大百五十三人(同52%)、京大百三十五人(同64%)、早稲田大百十五人(同52%)の順で、北大は十番目。  合格者の平均年齢は二九・二歳。男女別では男性千三百三十四人、女性五百十七人だった。  新司法試験は今年で二回目。法学部卒業者らを対象とする既修者コース(二年)に、今年から社会人など法学未修者コース(三年)の受験者が加わった。合格者のうち既修者は千二百十六人(合格率46%)、未修者は六百三十五人(同32%)。法科大学院が理念とする「多様な人材の養成」の指標でもある未修者合格率が低迷したことで、来年以降の社会人離れが懸念される状況となった。北大は既修者三十人(同49%)、未修者十八人(同49%)だった。(北海道新聞 引用)

2007年9月13日木曜日

「駅番号」で外国人にやさしく JR北海道、来月導入

JR北海道は十二日、道内の三百五十駅に固有の「駅番号」を設けると発表した。十月一日のダイヤ改正に合わせてホームの駅名板や路線図、電光板案内などで表示する。日本語を読めない外国人観光客でも目的地を把握しやすくするなどのサービス向上が狙い。  駅番号は、札幌が「01」、他の駅は、札幌からの方面別に決められたアルファベットと、札幌に近い順に割り振られた数字の組み合わせとなる。例えば、函館は東室蘭、函館方面の路線を示す「H」と、札幌から七十五番目の駅であることを示す「75」を合わせた「H75」。旭川は「A28」、釧路は「K53」となる。  こうした駅番号表示はJRグループでは四国に続いて二番目。道内では札幌市営地下鉄が昨年一月から実施している。 (北海道新聞 引用)

2007年9月12日水曜日

リストバンドで温暖化防止PR 洞爺湖町職員

【洞爺湖】北海道洞爺湖サミットをPRしようと、胆振管内洞爺湖町は温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」推進デザインをあしらったリストバンドを全町職員二百人に一人二本ずつ支給した。  リストバンドは合成樹脂製で、地元の有限会社「エイブル」のオリジナル。一本三百円で近く発売される。  洞爺湖町庁舎には冷房もなく、温暖化防止に熱心。町は勤務時間中に着けてほしい考えだが、さて職員の装着率は「チーム・何%」になるか?(北海道新聞 引用)

2007年9月11日火曜日

検索エンジン最適化 企業のHPを上位表示 成果報酬型新サービス 札幌・ディーボ

インターネット事業・広告のディーボ(札幌)は十一日、グーグルなどの検索サイトで上位に表示されるための「検索エンジン最適化」(SEO)の新サービス「PowerSEO」を発売する。顧客が指定するキーワードが、二十位以内に入った場合にのみ適用される成果報酬型のため、中小事業者でも気軽に利用できるのが特徴だ。  ディーボはこれまで、広告写真販売のデータクラフト(札幌)など六十数社のサイトを手掛けてきた。  このうち洋菓子のきのとや(同)ではSEOの効果により、昨年十二月の月間売上高が前年同月の二倍となる成果を挙げている。  新サービスでは「札幌」「スイーツ」などのキーワードを指定する際、従来五-七日かかっていた最適化を三日で完了するように短縮。商品の入れ替えが多い物販サイトには強みとなるという。  また、検索サイトのアルゴリズム(検索結果の表示順を決定するルール)が変更になっても、即座に分析し、メールで知らせるサービスも盛り込んだ。  初年度の売り上げ見込みは五千万円。初期費用は十二万六千円からで、グーグルかヤフーの検索サイトの上位二十位以内に一カ月連続で入った場合は、最低五千八百円から。  アドレスはhttp://powerseo.jp/ (北海道新聞 引用)

検索エンジン最適化 企業のHPを上位表示 成果報酬型新サービス 札幌・ディーボ

インターネット事業・広告のディーボ(札幌)は十一日、グーグルなどの検索サイトで上位に表示されるための「検索エンジン最適化」(SEO)の新サービス「PowerSEO」を発売する。顧客が指定するキーワードが、二十位以内に入った場合にのみ適用される成果報酬型のため、中小事業者でも気軽に利用できるのが特徴だ。  ディーボはこれまで、広告写真販売のデータクラフト(札幌)など六十数社のサイトを手掛けてきた。  このうち洋菓子のきのとや(同)ではSEOの効果により、昨年十二月の月間売上高が前年同月の二倍となる成果を挙げている。  新サービスでは「札幌」「スイーツ」などのキーワードを指定する際、従来五-七日かかっていた最適化を三日で完了するように短縮。商品の入れ替えが多い物販サイトには強みとなるという。  また、検索サイトのアルゴリズム(検索結果の表示順を決定するルール)が変更になっても、即座に分析し、メールで知らせるサービスも盛り込んだ。  初年度の売り上げ見込みは五千万円。初期費用は十二万六千円からで、グーグルかヤフーの検索サイトの上位二十位以内に一カ月連続で入った場合は、最低五千八百円から。  アドレスはhttp://powerseo.jp/ (北海道新聞 引用)

2007年9月10日月曜日

函館で震度1の地震、震源地は苫小牧沖

10日午後1時41分ごろ、函館泊で震度1の地震があった。気象庁によると、震源地は苫小牧沖で、震源の深さは約120キロ。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月9日日曜日

北海道いのちの電話 件数減少、背景に相談員不足

社会福祉法人「北海道いのちの電話」((電)011・231・4343、事務局・札幌)の二○○六年の相談電話件数が、一万六千六百九十二件と、過去十年間で最低だったことが同法人のまとめでわかった。自殺防止のため二十四時間、悩みを受け付けているが、相談件数減少の背景には相談員不足がある。  相談件数は一九九七年から毎年、約一万七千件前後で推移していたが、○三年の一万九千二百十八件をピークに減少している。  現在の相談員は百六十人で、全員ボランティア。一日を六コマに分け、各コマを二人で対応しているが、自殺者が増える中、深刻な相談が多く、いたずら電話が回線をふさぐなどで、つながりにくくなっている。  湯本俊夫事務局長によると、現在の二十四時間体制を維持するには最低で二百人が必要。○五年の調査で、かかってきた一日平均千八十四件の電話のうち、相談員が話を聞けたのは四十七件でわずか4%だった。  いのちの電話相談員の不足は、全国的な課題。親の介護や、経済的にゆとりがなくなり、活動をやめざるを得ない人が増えているほか、「研修費も自己負担の無償ボランティアを敬遠する人も多い」(湯本事務局長)という。同法人が七月に始めた今年の相談員養成講座も、定員四十人に対し十四人しか集まらなかった。  日本いのちの電話連盟(東京)の岡本正子事務局長は「自殺が増加する中で、いのちの電話の社会的責任を感じている。活動への理解を広め、相談員を確保したい」と話す。  少しでも相談窓口を広げようと、北海道を含む全国のいのちの電話は九月から毎月十日に、自殺予防フリーダイヤル(0120・738・556)を開設、二十四時間体制で相談を受け付ける。(北海道新聞 引用)

2007年9月8日土曜日

ヒルマン監督が退団へ プロ野球日本ハム

プロ野球日本ハムのトレイ・ヒルマン監督(44)は8日、今季限りでの退団を発表した。(北海道新聞 引用)

2007年9月7日金曜日

おいしさの秘密は「みそ」 札幌で料理試食会

道味噌醤油(みそしょうゆ)工業協同組合主催の「北海道のみそを味わう会」が五日、札幌市中央区の札幌グランドホテルで開かれ、道産の米みそを使った料理の試食が行われた。  メニューは料理研究家東海林明子さん=札幌在住=が考案した「サンマのみそまぶし丼」「鮭(さけ)と肉みその包み焼き」など十二種。市民百二十人が参加した。  一番人気は白みそ入りの「ロールチーズケーキ」と「カスタードプリン」。札幌市厚別区の主婦(58)は「白みその塩気が甘さを引き立てているのが“みそ”ですね」。(北海道新聞 引用)

2007年9月5日水曜日

夫人プログラム誘致狙いパンフ 洞爺湖サミットで白老

【白老】白老町は三日までに、来夏の北海道洞爺湖サミットの夫人プログラム誘致に向け、環境への取り組みとアイヌ民族の文化などをまとめたパンフレットを完成させた。九月中旬にも関係省庁などに配布し、誘致活動を本格化させる。また、九月末にはDVDも完成する予定で、今後、環境を新たな観光資源として発信していく方針だ。  パンフレットはA4判で見開き八ページ。洞爺湖サミットが「環境サミット」になることに合わせ、表紙には「アイヌの生活・文化が地球環境を守ります」とうたっている。自然と共生するアイヌ民族の文化を環境問題に結びつけて紹介。ごみから固形化燃料をつくる町の取り組みも盛り込んだ。  パンフレットは道庁、外務省、内閣府、海外報道機関の日本取材を支援するフォーリン・プレスセンターなどに三千部配布する。DVD三百枚の製作費は約二百七十万円。  パンフレットの第一の目的は夫人プログラムの誘致だが、開催地になれば、かなりの報道機関が来町するとみられ、白老売り込みへの事前投資という意味合いも濃い。  町経営企画課の高畠章課長は、「海外プレスが白老を紹介してくれればPR効果は計り知れない。環境を新たな観光資源と位置づければ、環境団体の来訪も期待できる」とサミット以降の効果に期待している。(北海道新聞 引用)

2007年9月4日火曜日

断水の北見市 6、7月の時間外手当8400万円

【北見】北見市で六、七月に相次いだ大規模断水に伴い、夜間の給水作業などにかかわった市職員の時間外勤務手当が二カ月分で総額八千四百六十七万円に上ったことが三日、分かった。六月の断水について、市長の諮問機関は浄水場での「人的ミス」を指摘しているだけに、市民の思いは複雑だ。  市によると、同手当は係長職以下の一般職員を対象とし、通常の勤務一時間当たりの賃金額に対し平日は一・二五倍、休日は一・三五倍をそれぞれ積算して支給する。断水に伴い時間外勤務をした職員数は水道事業と無関係の職場を含め計千三百九十八人、合計三万六一七二・五時間にのぼった。  また、最も多い職員で六月は百二十時間、七月は三百九十四時間の時間外勤務をした。時間外勤務手当の一人当たり最高額は、六月分は三十六万円、七月分は百十二万円。いずれも水道事業を担当する企業局職員で、浄水場の復旧に連日携わったことにより高額になった。  二○○七年度予算で、市は水道・下水道事業を担う企業会計に時間外勤務手当約三千二百万円を盛り込んだが、今回の断水への対応でほぼ同額を使い切った。  市は「補正予算が必要になる可能性がある」としている。(北海道新聞 引用)

2007年9月3日月曜日

新そばを2万人味わう 幌加内で祭り

【幌加内】ソバの作付面積、収穫量ともに日本一を誇る空知管内幌加内町で一日、第十四回新そば祭り(実行委主催)が始まった。同町内で品種改良された「ほろみのり」の新ソバを使い、地元や全国各地から出店した十四のそば店や愛好団体が自慢の腕を振るった。  幌加内そばは七月に特許庁の「地域団体商標」に登録されたばかり。各店・団体が打ちたてのそばを一杯五百円ほどで販売し、道内外から訪れた約二万人が味わった。  初出店の広島県北広島町の「達磨(だるま) 雪花山房」前には観光客が長い列をつくった。祭りは二日も午前九時から開かれ、早食い大会やそば打ち講習会なども行われる。(北海道新聞 引用)

2007年9月2日日曜日

道内企業の知財戦略後押し 中小企業支援センター、弁護士ら対象に研修

特許などの知的財産の保護や活用を目指す道内中小企業を支援する人材を育てようと、財団法人北海道中小企業総合支援センター(札幌)は九月から、弁護士や中小企業診断士らを対象とした人材育成事業に乗り出した。これまで企業側を対象にしたセミナーはあったが、今回は経営を助言する立場の弁護士らに知財の実務知識を習得してもらうことで、他の地域よりも遅れ気味といわれる道内企業の知財戦略を底上げしようという初の試みとなる。  二○○六年の道内特許出願件数は千四十七件で全国総数のわずか0・25%。人口が道内の半分以下の宮城県(千二百二十件)や新潟県(千百三十件)よりも少ない。  その原因として、道内の製造業の基盤が弱いことに加えて、知財の専門家が少ないことも指摘されていることから、北海道経済産業局の委託を受けて同センターが今回の人材育成事業を企画した。  今年が初めてとなる事業には、道内の弁護士、中小企業診断士、税理士の計十一人が参加を予定し、まず九月中に、特許法務の専門家として知られる鮫島正洋弁護士らの講義を三回実施する。  十月から十二月にかけては参加者が四班に分かれ、伸縮性コラーゲンの開発を進める井原水産札幌支社、鉛を使わない釣りの鋳鉄製重りを製造するフジワラ(北斗)など道内四社の知財戦略策定を実地研修。来年一月に、参加者が各社に報告書を提出する。  事業は来年度も継続する予定で、同センターは今後、知財関連の助言を求める中小企業に参加者を紹介していく方針。同センターは「知財活用には製品企画の早い段階から戦略性を持たせることが必要。経営とリンクさせた助言のできる専門家を増やしたい」と話している。(北海道新聞 引用)

2007年9月1日土曜日

オール電化住宅、道内10万戸突破

北海道電力は三十日、道内のオール電化住宅戸数が七月末に十万百二十六戸となり、十万戸の大台を突破したことを明らかにした。二○○六年度の新築住宅に占めるオール電化比率は前年度比13ポイント増の30・3%に達しており、本年度も30%前後を維持しているという。  一九九五年三月末に一万戸を達成して以来、次第に普及ペースを速めている。八万戸から九万戸までに八カ月間を要したが、九万戸から十万戸までは六カ月間だった。(北海道新聞 引用)

2007年8月31日金曜日

オール電化住宅、道内10万戸突破

北海道電力は三十日、道内のオール電化住宅戸数が七月末に十万百二十六戸となり、十万戸の大台を突破したことを明らかにした。二○○六年度の新築住宅に占めるオール電化比率は前年度比13ポイント増の30・3%に達しており、本年度も30%前後を維持しているという。  一九九五年三月末に一万戸を達成して以来、次第に普及ペースを速めている。八万戸から九万戸までに八カ月間を要したが、九万戸から十万戸までは六カ月間だった。(北海道新聞 引用)

2007年8月30日木曜日

盗み疑われ暴行? 函館西署が7少年送検

【函館】函館市の公園で同市内の高校三年佐藤智也君(18)が、中学時代の同級生ら七人に暴行され死亡した事件で、函館西署は二十九日、傷害致死の疑いで、七人を送検した。これまでの調べで、事件直前に通帳が入ったバッグをなくした佐藤君が「盗まれた」などと少年らに話していたことが分かっており、同署は盗みの疑いを掛けられた少年らが佐藤君に反発し、暴行につながった可能性もあるとみている。  調べでは、佐藤君は二十六日午後、家族に「友人と出かける。午後六時半ごろ帰る」と言って外出。自宅近くの富岡中央公園で「通帳入りのカバンがない」と少年のうちの数人に話しかけ、一緒に捜した。バッグは結局、見つからず、少年らは「本当になくなったのか」と佐藤君を詰問。佐藤君が帰ろうとしたところ、少年らに引き留められ、暴行を受けたとみられる。  目撃した人の話では、佐藤君は「通帳が悪用されたら困る。警察に電話する」と言っており、盗みの疑いを掛けられた少年らは怒っている様子だったという。同署は事件直前のやりとりと、暴行との関連を調べている。  一方、道教委は二十九日、道や道警などとつくる「いじめ・不登校対策本部」の会議を緊急に開き、関係機関が地域や家庭と連携し、命の大切さを伝える取り組みを積極的に行うことを確認した。  道教委は、暴力根絶の指導を徹底するよう各教育局を通じて全公立学校に二十八日付で通知したことを説明。道学事課も二十九日付で同趣旨の文書を私立学校に出す。  函館市教委も、二十九日付で市立の小中高校に、児童、生徒の指導の徹底などを要請する通知文を送付する。(北海道新聞 引用)

2007年8月29日水曜日

路線バスと車接触、乗客3人軽傷 札幌・西区

二十八日午後五時ごろ、札幌市西区西野三の三の道道で、JR北海道バスの西28丁目駅発宮の沢駅行きの路線バス(乗客十八人)と、乗用車が接触し、バスの乗客三人が肩などを打つ軽いけがを負った。  現場は、片側二車線の直線道路。札幌西署は、停留所から発車しようとしたバスと、右の車線から左折した乗用車が接触したものとみて調べている。(北海道新聞 引用)

2007年8月27日月曜日

少年ら集団暴行か 函館の公園で高3意識不明、友人ら逮捕へ

【函館】二十六日午後十時四十分ごろ、函館市昭和町の市営昭和公園内で、同市富岡町二、函館大学付属有斗高三年佐藤智也君(18)が倒れているのを巡回中の警備員が見つけ、警備会社を通じて110番通報した。函館西署によると、佐藤君は脳内出血で意識不明の重体。同署は傷害事件とみて、佐藤君の中学時代の同級生ら、いずれも函館市内の十五歳から十八歳の少年少なくとも五人から任意で事情を聴いている。  調べに対し、複数の少年が「佐藤君を殴った」と話しており、同署は容疑が固まり次第、この少年らを傷害の疑いで逮捕する方針。  調べでは、佐藤君は公園内の休憩所近くの遊歩道にあおむけに倒れ、頭と右ひじにすり傷、唇に打撲のあとがあった。また、衣服と髪の毛がぬれていた。公園内の近くには水深数センチの人工池がある。発見現場の近くに佐藤君の自転車が止めてあり、かごには佐藤君のものとみられる眼鏡が折り畳んだ状態で入っていた。発見時、現金や財布は持っていなかった。  同署などによると、佐藤君は同日午後、家族に「友達と出かける。午後六時半ごろに帰る」と言って自転車で外出したという。  公園はJR五稜郭駅から北西へ約一・五キロの住宅地にあり、広さ六・四ヘクタール。休憩所のほかテニスコートやサッカー場、遊具があり、敷地内には二十四時間出入りできる。付近は夜間、人通りが少ないという。(北海道新聞 引用)

2007年8月26日日曜日

札幌・月寒体育館がJOC強化施設に

札幌・月寒体育館が、日本オリンピック委員会(JOC)から「JOC認定アイスホッケー競技強化センター」の施設として認定を受けた。JOCがオリンピック強化選手などのアスリートが強化活動で利用している施設を認定し、選手強化活動が円滑に行われるよう、施設活用の支援を目的としたもの。日本アイスホッケー連盟からの推薦に基づき認定された。同体育館では、来年4月にアイスホッケー世界選手権大会の一部の「2008年IIHF世界選手権大会ディビジョン1」が開催される予定。(北海道新聞 引用)

2007年8月25日土曜日

高等養護校増設を 保護者ら「進める会」 あす発足集会

障害のある子供を持つ保護者や養護学校教員らが「高等養護学校・養護学校の増設を進める会」を立ち上げ、二十五日に札幌学院大(江別)で発足集会を開く。昨春、道内の高等養護学校の入試では計三十二人の不合格者があり、障害者の教育を受ける機会の確保や希望者の全入を訴える。  道教委によると、特別支援学級(小中校)の児童生徒数は一九九七年度の三千五百六十八人から、二○○六年度は五千五百九十二人と増え、知的障害の増加が目立つ。特別支援教育を受けることへの抵抗がなくなったことが一因とみられる。  道内の高等養護学校十二校には昨年度、総定員四百八十人に五百二十四人が受験。障害が重度なほど、不合格の傾向があり、支援が必要な生徒が行き場所を失ったり、合格しても親元を離れての進学が問題化している。  道教委は来春の入学者から、高等養護学校の定員を四十八人増やす予定。しかし、養護学校に小中生二人の子供を通わせる札幌市内の主婦(45)は「定員増だけではクラスがすし詰めとなってしまう。教育次第で社会に出られるかどうか、人生も変わる」と訴える。  呼びかけ人の三田村祐二・星置養護学校教諭(高教組障害児学校部長)は「障害のある子供の学ぶ機会や場所の確保について、教育関係者だけでなく道民に理解してほしい」と、署名や道議会に誓願をしていく考えだ。 (北海道新聞 引用)

2007年8月24日金曜日

道内愛好家50人 ギネス記録更新へ ハワイの5500人フラダンスに参加

八月下旬から十月上旬に行われるハワイ州最大の祭り「アロハフェスティバル」に、札幌を中心にした道内のフラダンス愛好家約五十人が参加。ホノルル・ワイキキの白い砂浜を前に、世界各国から集まったフラガールと、「フラライン」と呼ばれるフラのラインダンスを舞う。五千五百人が並んで踊るフララインが成功すれば、ギネスブックの世界記録更新になる。  参加者は「すべてに愛を持って接する『アロハ』の心を共有する者同士、国は違っても、心を一つにして踊りたい」と練習に励んでいる。  同フェスティバルは、ハワイの伝統文化をたたえる祭りで、一九四六年から毎年実施。今回、世界最長記録を目指す「フラライン」は、祭典の最大の見せ場となるワイキキのイベント「ホオラウレア」(ハワイ語でパーティーの意味)の一環で、九月二十二日に行われる。成功すれば、参加者の名前がギネスブックに刻まれる。  道内からは、札幌や旭川、函館などでフラダンスを学ぶ二十-八十代の女性約五十人が参加。日の丸をイメージした赤または白の衣装に身を包み、ハワイへの望郷の気持ちを歌にした名曲「ワイキキ」のメロディーに合わせて、優雅な舞を披露する。  子育てや介護の合間を縫って、札幌や苫小牧でフラダンスを教えている北山久仁子さん(49)=苫小牧市在住=は「修学旅行みたいでワクワクしています。フラ一色に染まるワイキキで、世界中のフラガールと心を通わせ、記録に挑戦したい」と心待ちにしている。(北海道新聞 引用)

2007年8月22日水曜日

丸井今井釧路店、閉店1年 後継店舗めど立たず 進む北大通の空洞化

丸井今井釧路店が昨年八月に閉店してから二十日で一年が過ぎた。札幌のコンサル会社が計画する後継商業施設「キュート」はいまだに開業に至っておらず、北大通の空洞化も進む。釧路市は中心街の活性化計画策定作業を進めているが、かぎを握る中核施設の先行きが見えないとあって、中心街の将来像も不透明感を増している。  八月の平日の昼下がりの旧丸井今井釧路店周辺。シャッターを下ろした同店跡一帯は閑散としていた。人通りがほとんどなく、空き店舗も目立つ。「まるでゴーストタウン。うちも売り上げは三割減。丸井さんの後の店舗には一日も早く開店してほしい」。近くで営業する商店主はぼやいた。  しかし、旧丸井今井釧路店の後継店舗は開業見通しが立っていない。旧釧路店の土地・建物は札幌の不動産会社「ノースキャピタル」が昨年十月に買収。同社の出資者が社長を務めるコンサルタント会社「アラ」(札幌、岡田忠社長)がディスカウントや食品売り場などからなる商業施設「キュート」として開設を目指すが、中核テナント誘致が難航。昨年末を目標にしていた開業時期を何度も先送りしている。同社は「中核店舗を道内で見つけるのは難しい。本州企業にも当たっているが、施設の業態変更もありうる」と話す。  同社への協力を打ち出していた釧路商工会議所との関係も良好とは言えない。同会議所は五月以降、後継店舗探しの進ちょく状況をめぐり岡田社長に面会を求め続けているが、「連絡が取れない状況」と浜屋重夫専務理事。浜屋専務理事は「会議所としては何を協力できるか話し合いたいのだが…」と言葉を濁す。  こうした間にも北大通の空洞化は深刻さを増す一方だ。集客施設を失ったことで人の流れは激減。釧路市が昨年九月に実施した中心街の通行量調査によると、中心街の休日の通行量は五年前に比べて半減。旧丸井今井釧路店周辺に至っては十分の一に落ち込んだ。  丸井今井釧路店が閉店直後の昨年八月下旬に大型店の「KOM」(旧くしろデパート)が閉店、老舗の店舗なども相次ぎ店を閉じた。北大通の商店街関係者は「北大通をぶらっと歩く人がいなくなり、飛び込み客も減った」と証言、「個店の取り組みの限界を超えている」と訴える。  「アラができないとなれば、別の手段を考えるべきだ」。釧路市の伊東良孝市長は今月二日の会見で、キュートへの出店テナントが決まらない状況に関しテナント探しを担うアラを批判。市長がいら立つのは「中心街のまちづくりには不可欠な施設」と位置づけるキュートの今後の動向によっては中心街の活性化が大きく左右されるためだ。  市は昨年十二月には空き店舗に出店する事業者への家賃補助制度を拡充し、キュートにテナントが出店しやすいよう環境整備。今年七月からは北大通一帯の再生のため官民一体の中心街活性化計画策定に向け会議所と協議会設立準備を始めた。中核施設の開店のめどが立たねば議論に大きく影響を及ぼすのは必至だ。  ただ、市の対応については「市長の発言は人ごとのよう。中心街活性化に向けた市長の考えが見えない」(北大通のある商業者)との批判も渦巻く。キュート開業が今後も遅れることになれば、事態打開に向けて市や商工会議所にリーダーシップを求める声が高まることも予想される(北海道新聞 引用)

2007年8月21日火曜日

開発局職員逮捕--札幌中央署

女性2人に対し下半身を露出したとして、札幌中央署は20日、札幌市西区二十四軒4の2、国土交通省北海道開発局札幌開発建設部係員、村屋賢一容疑者(27)を公然わいせつ容疑で逮捕した。 調べでは、村屋容疑者は同日午前1時ごろから約5分間、同市中央区南5西11の駐車場で、停車中の車に乗った女性2人に向かって下半身を露出するなどした疑い。女性のうち1人が車内から携帯電話で110番したのに気付いて逃げたが、付近にいたところを駆け付けた署員に取り押さえられた。19日夕から自転車で女性を探していたとみられ、「なぜこんなことをしたのか分からない」と供述しているという。(毎日新聞 北海道版 引用)

2007年8月19日日曜日

国内58例目の脳死移植手術 北大で始まる

東京医大八王子医療センター(東京)で臓器移植法に基づく国内五十九例目の脳死と判定された男性から十八日午前に摘出された膵臓(すいぞう)と腎臓の同時移植手術が、同日正午から、札幌市北区の北大病院で始まった。手術終了は十九日午前零時以降となる見通し。  同法による脳死移植は国内五十八例目で、脳死患者から摘出された膵臓、腎臓の同時移植は国内三十一例目、道内二例目。膵臓と腎臓は、糖尿病の四十代男性に移植される。  脳死判定された男性からは膵臓と腎臓のほか、心臓と片肺が摘出され、東大、東北大、東京女子医科大の三病院で移植手術を実施した。  肝臓と小腸の提供遺志も示されていたが、医学的理由で断念された。(北海道新聞 引用)

2007年8月17日金曜日

係統合、グループ制検討 退職者続出、長時間残業の夕張市 今秋の導入目指す

【夕張】財政再建団体移行に伴い本年度当初、部を廃止し課や係も大幅削減したばかりの夕張市が、早くも追加の機構改革を検討していることが十六日、分かった。係を統合し「グループ制」を導入する案を今月上旬、部門長会議で検討し始めた。同市は職員のサービス残業の常態化や、相次ぐ退職など問題が噴出しており、さらなる効率化が必要なためだ。  同市は昨年度まで五部十七課三十係の体制だったが、本年度は七課二十係に削減。さらに今回、係をまとめて各課内に一、二グループずつを置く案を、課長以上が集まる部門長会議で示し意見を求めた。早ければ今秋、遅くとも来年度までに導入を目指す考えだ。  係の垣根を取り払って個々の担当業務を超えた協力を促すのに加え、係の間の残業時間の平準化も図る。退職者が出る度に係の間で人事異動を行い穴埋めする状況を解消して、担当替え程度で対応する狙いもある。  一方、同市は、財政再建計画で給与の2・5%以内に抑えられた職員の残業手当を適正に支払えるよう総務省に計画変更を要請し、認める条件として残業時間圧縮の取り組みを求められており、グループ制導入はそれを実行する方法の一つに成りうるものだ。  同市は、手当支払いを実現し、これ以上の職員の退職を抑えたい考え。道幹部も「効率的な体制確立は不可欠で、前例にとらわれず改革するのは望ましい」と歓迎する。  ただ、市内部には「みんな長時間残業している中で導入しても機能しない」との声もある。導入には市職員労組との協議も必要だが、「仕事量に応じた人員の適正配置なしでは抜本的解決にならない」との声も上がっている。(北海道新聞 引用)

2007年8月13日月曜日

知床の乗り合いタクシー 10日間 延べ59人利用 気軽さうけ、出足好調

【斜里】町ウトロ地区で今月一日から実験運行中の、知床乗り合いタクシーの出足が好調だ。十日までの利用・予約は延べ五十九人となり、一日六人ほどが利用している計算。事業を行う知床斜里町観光協会、網走開建など斜里町の関連九団体は、本格的な夏観光シーズン到来で利用者の増加を期待している。  乗り合いタクシーは、知床を訪れる観光客の自家用車やレンタカーの排ガスなどが及ぼす、野生生物や森林などへの悪影響を少しでも軽減しようと、企画された。九人乗りのワゴン車で、食用廃油によるバイオディーゼル燃料(BDF)を使っている。  タクシーは、ウトロ温泉街の各ホテル・旅館を回って客を乗せて出発。知床の十カ所の観光スポットをめぐる十八のコースでダイヤ運行している。料金はコースによって一人三百-千円(小学生以下は半額)。  中でも、《1》羅臼湖でのトレッキング《2》知床峠でのサイクリング《3》知床五湖を回った後、岩尾別温泉で入浴-などのコースが人気という。運行にあたっている社団法人・北海道開発技術センター(札幌)によると、客の反応は「自然を見ながらのサイクリングが楽しい」「バスと比べ、運転手と気軽に話せていい」「安い」など、おおむね好評という。  ただ、知床はヒグマの生息地。目撃情報があれば、急きょコース変更することもある。北海道開発技術センターは、「お客さまにはできる限り素早く情報提供して、知床を楽しんでもらえるよう努力しています」と話している。(北海道新聞 引用)

2007年8月8日水曜日

札幌市、冷房費削減実験を公開 循環水に活性剤、注目の技術 

札幌市と産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は7日、市庁舎の冷房用循環水に界面活性剤を混ぜることでポンプを動かす電力を削減する実証実験を公開した。実験結果は9月に判明する。暖房用循環水では成功しており、新たな冷暖房の省エネルギー技術として注目される。
 界面活性剤はリンスに似た成分で、循環水に加えると水の流れを整え、配管との摩擦を低減する作用がある。この日は、8度の冷水を庁舎内の配管に循環させる冷水ポンプ(37キロワット)に界面活性剤約20キロを注入した。6日から4日間の実験期間中にデータを取る。
 暖房用循環水に界面活性剤を加えた今年2月の実験では、温水ポンプを動かす電力を65%削減できた。試算では年間約63万円の経費節減で、年間約32トンの二酸化炭素の排出量削減になるという。
 同研究所エネルギー技術研究部門の武内洋・副研究部門長は「実験が成功すれば、他の建物の冷暖房にも応用できる省エネ技術として全国に普及させたい」と話した


(毎日新聞 北海道版 引用)

2007年8月6日月曜日

北見の断水 濁水被害なぜ急に

◇調査委、取水停止の遅れ批判
 集中豪雨による大規模断水や取水停止が6、7月と続いた北見市。北見工大の海老江邦雄・名誉教授を委員長とする「技術調査委員会」が4日まとめた調査報告書は、6月下旬に起きた最初の大規模断水の原因を詳細に検証し、浄水場への濁水流入を防げなかった市の対応を厳しく批判した。7月にも再度の断水に追い込まれた同市は河川のしゅんせつや調整池の設置などの対策を取っているが、そもそも、なぜ今年になって断水につながるほどの集中豪雨が繰り返されたのかはナゾを残したまま。市民の不安が払しょくされたとは言えず、抜本的な対策が望まれる。【高橋正博、三沢邦彦】
 ■異例の濁水
 報告書などによると、1時間に50ミリを超える局地的な集中豪雨が常呂川支流のオシマ川流域を直撃したのは6月22日正午過ぎ。午後3時ごろにも激しい降雨があり、畑や斜面から流れ出した土砂が、常呂川に設置された同市の取水口に流れ込んだ。
 通常の土砂は水と分離して沈殿するが、このときは集中豪雨で約600万年前の地層がはぎ取られ、沈殿しにくい微粒子が全国的にも異例の濁度を生んだという。同市の広郷浄水場では84年以降の最大濁度は2000だったが、今回は1万5133を記録。その直前まで少雨で常呂川の水量が極端に少なかったため、支流から流入した濁水を希釈できなかった。
 ■職員慌て後手
 前例のない濁度に市の職員らは慌てた。1万5000を超える濁度の連絡を受けた職員は「ピンとこなかった」「信じられなかった」と証言。すぐに取水停止の措置は取らず、浄水場に流れ込んだ濁水の土砂を沈殿させる作業を続けた。取水口から浄水場につながる導水管の土砂を取り除くため、3時間近く取水を止めたが、再開後にまた濁水が浄水場に流入。23日午前5時過ぎに取水を完全に停止したが時すでに遅く、その後、完全復旧まで4日間もかかる大規模断水に発展した。
 こうした経緯から、報告書は早い段階で取水を停止して濁水が下流に流れ去るのを待つべきだったと主張。そうしていれば、取水停止中の断水はあっても長期間の大規模断水は避けられたはずで、結果的に大量の濁水を浄水場に引き込んでしまったことを人為的ミスとみなし「自然災害と言われている節があるが、間違いだ」と批判した。
 報告書は特に(1)市が今年5月に策定した水質汚染事故対応マニュアルは沈砂池で毒物やアンモニア性窒素、油分の異常を確認した場合の取水停止措置を定めているが、濁水の対応が明記されていない(2)沈砂池に設置された濁度計が実際の3分の1程度の数値を表示する不正常な状態のまま使われていた--ことを重視。こういった態勢の不備が緊急時の冷静な判断を妨げたとしている。
 ■市民の不安消えず
 7月23日の集中豪雨でも導水管に濁水が流れ込み、再び断水。その後も2回にわたる降雨のたびに取水を停止する事態が発生した。市が取水停止の判断を早めたため、6月ほどの混乱は見られなかったが、市民からは「雨が降るたびに断水ではたまらない」と怒りの声が上がっている。
 それにしても、なぜ急に濁水被害が出るようになったのか。広郷浄水場が運転を開始した75年から30年余り、濁水による取水停止や断水に見舞われたことはなく、今年が初めてだという。畑や森林、川底、斜面が集中豪雨に削られたとみられるが、今年になって激しい濁水が発生するようになった理由は不明のままだ。
 しかし、今後も同様の集中豪雨が降ることを前提に対策を練らなければならない。報告書は緊急対策として、短時間なら取水を止めても断水せずにすむよう調整池の設置を提言。市側はすでに浄水場に、容量5500トンの貯水池を確保した。また、網走土木現業所は常呂川の5本の支流に堆積(たいせき)した土砂の除去作業を実施。網走開発建設部は大型の土のうと濁水防止フェンスを常呂川の本流に設置し、オシマ川など支流から濁水が流れ込んでも取水口に流入しにくくした。
 報告書はさらに、緊急時に適切な判断ができるようマニュアルの整備や優秀な技術者の育成を提言。このほか、常呂川流域の水質改善や取水口下流への支流出口の付け替えなどを抜本対策として挙げており、浄水場の移転も含む長期的な対策が今後、議論されそうだ。
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 ◇北見市の大規模断水経過表◇
 <6月22日>
正午ごろ~    広郷浄水場の日の出取水口付近で1時間に50ミリの局地的豪雨
午後 1時20分 河川水位の急激な上昇を確認
   3時35分 浄水場職員が沈砂池濁度計の数値上昇を確認
   6時 7分 浄水場流入前の原水濁度が上昇
   7時40分 濁度1万3263度に上昇。その後も下がらず、原水濁度の最高値は1万5133度を記録
  10時半   原水取水を停止。浄水場内の沈殿池で排泥などの洗浄作業実施
  11時    沈砂池から浄水場へつながる2本の導水管内の排泥作業開始
 <23日>
午前 1時17分 導水管の排泥作業が終了し原水取水を再開。原水濁度は3290度
   4時10分 原水濁度が390度に改善
   5時 5分 高度処理水、ろ過水の濁度が改善されず再び原水取水を停止
   7時半   復旧に向け洗浄作業まる
   8時半   広報車13台、39人体制で市民への広報活動始まる
     40分 浄水場からの供給停止。北見・端野両自治区約5万8700戸で断水
   9時35分 給水所10カ所を設置。消防車11台も出動し12病院施設に給水。給水所はその後、最大25カ所まで増設
 <24日>
午前10時    ろ過水の濁度が0.1を下回り給水を再開
 <27日>
正午ごろ     全市で給水再開
 <7月1日>
午後10時    すべての給水所が閉鎖




(毎日新聞 北海道版 引用)

2007年7月28日土曜日

札幌デリヘルに行こうかな

札幌デリヘルはなかなか高い遊びだから給料後じゃないと行けないよね!

札幌のホテルへいざチェックインだぜ!

2007年7月25日水曜日

寒いけど…ビールはうまい 「浜町フェスタ」始まる 室蘭

 室蘭中央飲食店組合主催の「酔ってけ浜町ビアフェスタ」が十九日、室蘭市中央町の浜町アーケードで始まり、仕事を終えた会社員らがビール片手に盛り上がった。
 アーケードに往年のにぎわいを取り戻そうと、二○○四年に初めて企画。四回目の今年は週末に札幌などの自宅へ帰る単身赴任者に配慮し、開幕日を一日前倒して、木曜日にした。
 この日の室蘭市内の最高気温は一六・九度で、平年を五度ほど下回ったが、午後六時すぎには続々と会社員らが集まり、あちこちで「乾杯」の声が上がった。
 会場には焼き鳥や焼きそばの出店が並び、地場産のタコやイカの炭焼きを格安で提供する店も。カラオケ大会やアマチュアバンドのステージも会場を盛り上げた。初めて来場したという、室蘭市の会社員佐藤徹さん(22)は「ちょっと寒いが、盛り上がっていてすごく楽しい」と話していた。
 ビアフェスタは二十日も、午後五時-九時まで開かれる。

(北海道新聞より引用)

2007年7月17日火曜日

徳島戦が中止、代替日は未定

 14日に予定されていたサッカーのJリーグ8試合のうち、台風4号の影響で2部(J2)の徳島-札幌、愛媛-C大阪、福岡-仙台の3試合が延期となった。Jリーグの試合が、台風で延期になるのは2004年10月以来。  福岡-仙台は今月15日午後7時から博多の森球技場で、愛媛-C大阪は18日午後7時から愛媛県総合運動公園陸上競技場で代替開催。徳島-札幌の代替日は未定。  ヤマザキナビスコ・カップ準々決勝第2戦の2試合は開催する。  チケットの払い戻しなどの問い合わせは各クラブの電話か、Jリーグのテレホンサービス、電話0180(99)3356まで。Jリーグのホームページはhttp://www.j-league.or.jp/

(北海道新聞より引用)

2007年6月26日火曜日

「がんばろう夕張」札幌でバーゲン 大通の6商店街、30日と1日

札幌・大通地区の六商店街が三十日午前九時に一斉スタートする「合同夏の大バーゲン」で、「がんばろう夕張」を合言葉にチャリティー販売を行う。六商店街共通ロゴ「I LOVE ODORI」のオリジナルTシャツなどを販売し、益金を、財政再建団体となった夕張市の「幸福の黄色いハンカチ基金」に寄付する。
 チャリティー販売は、三十日と七月一日に、札幌駅前通の歩行者天国で行う「四番街まつり」(午後一-五時)に合わせ開催。四丁目交差点付近にワゴン車を改造した「チャリティーカフェ」を開き、Tシャツ六百枚のほか、アイスクリームやドリンク類を販売する。スタッフは、袖口に「がんばろう夕張」と記したTシャツを着用する。一日には夕張の藤倉肇、札幌の上田文雄の両市長も販売に加わる。
 大通公園とススキノに挟まれた六商店街は、JRタワー開業後の成長著しいJR札幌駅周辺に対抗して昨年夏から共通ロゴを使った合同バーゲンをスタートした。四番街の広川雄一理事長は「夕張も、大通地域も、ともに盛り上げたい」と話している。

(北海道新聞より引用)

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2007年6月21日木曜日

YOSAKOI 華麗な「花道」大通パレード始まる

 YOSAKOIソーラン祭り(組織委員会主催)は四日目の九日午前、札幌市中央区で、見せ場の一つ、大通パレードが始まった。鮮やかな衣装の踊り手たちが鳴子を鳴らし、“花道”となった初夏の札幌中心街を華麗に舞った。
 会場は、大通公園の北側と南側それぞれ五百メートルで、百七十三チームが参加した。
 午前十時、澄み切った青空が広がる中、北コースは「平岸天神」(札幌市)、南コースは「酪農学園大学」(江別市)がそれぞれ先陣を切った。好天の札幌市内は朝から気温が上昇、正午の気温は二四度に。士別市の「夜咲恋そぅらんサムライ士別with三好町」で踊った佐藤大樹さん(21)は「暑い!足が疲れるけど、頑張ります」と気を吐いた。
 パレード演舞は、YOSAKOIソーラン大賞を決めるファイナルコンテストに進むための一次審査を兼ね、踊り手たちにも緊張がみなぎっていた。沿道には桟敷席が設けられ、観客たちは大きな拍手を送っていた。パレードは十日も行われる。

(北海道新聞より引用)

2007年6月19日火曜日

札幌デリヘル

風が吹いたら

それが合図です。

札幌デリヘルは

心を洗ってくれます。

僕のオススメです!!

2007年6月14日木曜日

男子一万、太田4位 ホクレン陸上

 【釧路】陸上のホクレン・ディスタンスチャレンジは3日、釧路市民陸上競技場で開幕し6種目を行った。男子一万メートルはアジア大会マラソン4位の入船敏(カネボウ)が28分26秒72で日本人最高の3位となり、太田崇(コニカミノルタ、札学院大出)が4位に続いた。女子五千メートルでは細川好子(ホクレン)が3位。同一万メートルに出場したアテネ五輪代表の引山晴美(資生堂)は5位だった。
 大会はこの後、7月15日の最終戦(札幌)まで道内各地で5戦を行う。

(北海道新聞より引用)

2007年6月11日月曜日

駒苫が決勝進出 札日大高に7-2 春季全道高校野球準決勝

 1日、札幌円山球場で準決勝を行い、第1試合は駒大苫小牧(室蘭)が7-2で札日大高(札幌)を下し、2年連続3度目の決勝進出を決めた。
 駒大苫小牧は左腕の増田、札日大高は2年生右腕木村が先発。いずれも春季全道大会で初登板。
 駒大苫小牧は一回、小鹿の二塁打、後藤の中前打で無死一、三塁とすると、安孫子が初球を左越えに二塁打して2点を先制した。四回には死球と2連打で無死満塁とし、増田が四球を選んで押し出し。さらに、小鹿の右前打と後藤の左中間二塁打で4点を加え、この回に一挙5点を入れて試合を決めた。
 札日大高は六回、下瀬、畑田、古川の3連打で2点を返したが、その後が続かなかった。
 第2試合は函工(函館)と駒大岩見沢(空知)が対戦。

(北海道新聞より引用)

2007年6月7日木曜日

後退トラックに78歳ひかれ死亡 札幌・清田

 二十五日午後二時十五分ごろ、札幌市清田区平岡八の二の市道の歩道で、同市清田区平岡九の一、無職柳谷久子さん(78)がトラックにひかれ、外傷性ショックで間もなく死亡した。
 札幌豊平署は業務上過失致傷の現行犯で、トラックを運転していた同市清田区北野三の二、畳職人対馬正幸容疑者(40)を逮捕した。同署は、対馬容疑者が駐車していたトラックをバックさせて市道に出ようとした際、歩道を歩いていた柳谷さんに気付くのが遅れたとみて調べている。

(北海道新聞より引用)

2007年6月6日水曜日

藤田「積極的に」 U20代表遠征目前

 「今は目の前の試合しか考えていない。しっかり持ち味を出し、チームの勝利に貢献したい」。U-20(20歳以下)日本代表のメンバーとしてフランスで開催されるトゥーロン国際大会(31日から6月9日)に臨む札幌のMF藤田は、遠征前の最後の試合となる福岡戦に意識を集中する。  札幌が逆転勝ちした前節の湘南戦は、前半限りで交代し、不完全燃焼に終わった。「思うようにボールに絡めず、悔しさが募った。福岡戦では積極的にボールをもらってどんどん仕掛けていきたい」と闘志をむき出しにした。  スピードを生かしてサイドをえぐるプレー、正確なクロスが持ち味。豊富な運動量も評価されて代表に選ばれた。U-18日本代表候補合宿に参加したこともあり、5月は休みなしで試合に出続ける。  疲労の蓄積は否めないが、藤田は「連戦でパフォーマンスが落ちるようではだめ。U-20W杯(カナダ・6月末開幕)の代表に選ばれるためにもプレーの波をなくさないといけない」と厳しく自身を見つめる。  福岡戦後、すぐに成田へ向かい、代表に合流してフランスへ出発する。「代表でも試合に出なければ意味はない。スタメン出場をアピールするためにも福岡戦を無駄にはできない」。言葉に力がこもった。

(北海道新聞より引用)

2007年6月3日日曜日

株主から苦言噴出 ホーマック株不正事件のDJHDが総会

 ホームセンター大手、ホーマック(札幌)の持ち株会社「DCM Japanホールディングス」(東京)は二十四日、東京都内で定時株主総会を開き、久田宗弘社長が一連のホーマック株をめぐるインサイダー取引事件について謝罪した。事件に関与して引責辞任した前田勝敏前社長は姿を見せず、株主から「前田氏には説明責任があるはずだ」といった苦言が出た。
 ホーマックなど三社が昨年九月に経営統合して設立した同社にとって初の株主総会で、二百三十四人の株主が出席。昨年のホーマック株主総会に比べ約二十分長い一時間二十三分を要した。
 久田社長は冒頭「ご迷惑とご心配をかけ申し訳ありません」と陳謝、事件の経緯や、社外取締役を委員長にしたコンプライアンス(法令順守)委員会設置について説明した。
 質問に立った株主十七人のうち六人が今回の事件を取り上げ「前田氏は株主総会で謝罪してから辞任すべきだった」「幹部を集中的に教育する法令順守制度が必要だ」などとただした。久田社長は「(前田氏)本人の意思を尊重したい」などと答え平行線に終わった。同社によると、同社株主でもある前田氏は議決権行使書を送付して欠席した。今月上旬の事件発覚後は姿を見せず、所在も分からないという。

(北海道新聞より引用)

2007年6月1日金曜日

26日に創立100年式典 北大水産学部 記念講演会も

 今年二月に創立百年を迎えた北大水産学部(函館市港町)が、二十六日に同学部講堂で記念式典を開く。水産学を専門とする教育機関では国内で最も歴史が古く、日本の水産研究を長年リードして来た。今年三月までの卒業生は合計一万三千八百人に上る。
 前身は一九○七年(明治四十年)二月に誕生した札幌農学校水産学科(札幌)。函館高等水産学校として三五年(昭和十年)に函館市に移り、四九年に北大水産学部へと改組した。
 過去の研究業績では、故山本喜一郎教授がウナギの人工ふ化に世界で初めて成功した。同学部が研究した缶詰製造技術は、北洋漁業の発展にも大きく貢献した。
 午前十時から開く式典には卒業生や関係者ら約四百人が出席し、節目を祝う。同日午後二時からは函館国際ホテル(市内大手町)で記念講演会を開催。オーロラ研究の第一人者である赤祖父俊一・アラスカ大教授らが講演する。関係者以外の参加も可能で無料。
 問い合わせは同大函館キャンパス(電)0138・40・5604へ。

(北海道新聞より引用)

2007年5月31日木曜日

登別温泉 大正地獄の噴出一段落 水位低下、色も変わる

 【登別温泉】今月三日に高さ三-五メートルの熱湯噴出が観測され、一躍観光名所となった登別温泉町の沼「大正地獄」で湯の噴出がほぼ止まり、色も灰色から緑色に変化し関係者を驚かせている。
 噴出が治まったのは今月二十日前後。ピーク時は常時、一○○度近い熱湯が噴出し岸からあふれていたが、二十二日に市が観測したところ、噴出はほとんどなく湯の水位が満水時の約四メートル下まで下がっていた。湯の色も緑色や黄色に変化しているという。
 もともと大正地獄は湯の成分の化学変化や浮遊物によって七色に変化する、と言われており、札幌管区気象台は「噴出がなく湯がかき混ぜられないので色が変化したと思うが、このまま沈静化するかどうかは予測がつかない」と話している。

(北海道新聞より引用)

2007年5月30日水曜日

不動産投信対象物件 札幌中心部で急増 1年余で残高2倍 リスク分散で

 不動産投資信託の対象物件として、東京の投資法人が札幌市中心部のマンションやオフィスビルを取得するケースが急増している。不動産証券化協会によると、上場投信「J-REIT」での道内物件の資産残高は今年3月末 で487億円と、1年あまりで倍近くに増加。首都圏で地価高騰が続く中、千歳市など道内地方都市でも優良物件を取得する動きも出てきた。
 不動産投資信託は、資産運用会社が投資家から資金を集めて不動産を取得し、賃貸料や売却益などを分配する金融商品。二○○一年に始まったJ-REITの全国の資産残高(今年三月末)は五兆七千六百四十三億円に上る。○五年十二月に二百五十四億円だった道内物件の資産残高は、札幌の地価上昇の追い風に乗って、○六年同月には四百十四億円に伸びた。
 今年三月に札幌市中央区の「パシフィックレジデンス大通西」を約十八億円で取得決定した日本レジデンシャル投資法人は、昨年一年間で同様のマンションを三カ所取得。同法人のアドバイザーは「リスク分散のために地方にも対象を広げた。大都市・札幌は全国で最後に残された有望な投資先」という。
 対象となるのは、交通の便が良い札幌市中心部で、築数年の新しい高層マンション。「特にオール電化など維持経費の低い物件は競争が激しくなっている」(同アドバイザー)という。
 こうした中、プロスペクト・レジデンシャル投資法人は三月、千歳市内の賃貸マンション二カ所の取得を決めた。「空港関係者の入居が安定的に見込める」との理由だ。札幌と違い競争相手も少なく「優良物件の囲い込みで先手を打つ」との意味もある。
 都市未来総合研究所(東京)の佐藤泰弘主任研究員は「札幌はまだまだ割安感があり、年間数十の単位で取得が続いている」と話す。だが「空港を抱える千歳は特殊なケース。道内各都市に広がる動きはない」として、今後も札幌一極集中が続き、他地域との不動産価格の格差拡大に拍車がかかるとみている。

(北海道新聞より引用)