2007年9月30日日曜日

ひき逃げで中学生姉妹死傷 陸橋から飛び降りる?

29日午前0時5分ごろ、大阪府四条畷市清瀧の国道163号で、路上に倒れていた市内の中学生の姉妹がトラック2、3台にはねられた。  姉妹は病院に運ばれたが、中学3年の姉(15)は間もなく死亡。中学1年の妹(13)も重傷だが意識はあるという。  トラックはいずれも逃走し、四条畷署はひき逃げ事件として捜査している。  調べなどによると、姉妹ははねられる直前に高さ約13メートルの陸橋から国道に飛び降りたとみられる。陸橋には、姉の手提げバッグが残されていた。  姉妹は28日午後10時ごろ、2人でけんかして父親にしかられた後、そのまま2人で家を出たという。  国道は片側1車線の直線道路で、清瀧トンネルから大阪方面へ約200メートルの地点。トラックは奈良方面から西に向かって走っていたという。  現場はJR片町線四条畷駅から東約2・5キロの山中で、民家や工場などが点在している。(北海道新聞 引用)

2007年9月29日土曜日

知床のホテル 地下から出火 宿泊客ら避難

【斜里】二十八日午前十一時十分ごろ、網走管内斜里町ウトロ東一七二、知床グランドホテル(桑島繁行社長)の別館(鉄筋コンクリート七階建て、六十室)地下一階に煙が充満しているのを従業員が発見し、119番通報した。消火作業は難航しており、同日午後一時現在、煙はなお出続けている。  斜里署の調べによると、当時、ホテルには十七人の宿泊客と約四十人の従業員がいたが、全員避難して無事。けが人はないとみられている。  同ホテルは本館、新館、別館の三棟からなり、全百七十九室。別館の地下一階には売店や電話交換室、物置などがあり、電話交換室付近の焼け方が激しいという。(北海道新聞 引用)

2007年9月28日金曜日

「原因は金属片混入」 泊原発発電機故障で北電

【泊】後志管内泊村の北電泊原発1号機で、非常用ディーゼル発電機二台が故障した問題で、北電は二十七日、故障原因が、発電機内で燃料を供給する「調速装置」と呼ばれる部品にそれぞれ金属片とビニール片が混入したためと発表した。故障に伴い手動停止した1号機は、一週間以内に運転再開を目指す考えも明らかにした。  北電は同日、調査結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告。同院は二十八日、検査官を現地に派遣し、再発防止策の実施状況を確認する。道と地元四町村も同日、再度立ち入り調査する。  北電によると、調速装置の一台の内部にアルミ合金片が、もう一台の内部にビニール片が混入していた。これらは、それぞれ装置の外側にある油面計と呼ばれる部品のネジ山と、配管の継ぎ手部分に巻かれたビニールテープの一部と分かった。  調速装置と油面計は、定期点検などで取り外しており、その際に破片がはがれて内部に混入し、発電機が起動しなくなった可能性が高いという。  北電は、取り外し方法の見直しや油面計などの部品交換を実施。道と地元町村の同意を得て、1号機原子炉の早期運転再開を目指す。(北海道新聞 引用)

2007年9月26日水曜日

新聞3社が控訴 手術めぐる名誉棄損訴訟

東京女子医大病院で2001年、心臓手術を受けた少女が死亡した事故をめぐる記事で名誉を傷つけられたとして、当時の担当医=業務上過失致死罪に問われ1審無罪、検察側控訴=が、共同通信と配信記事を掲載した秋田魁新報(秋田市)、上毛新聞(前橋市)、静岡新聞(静岡市)に損害賠償を求めた訴訟で、新聞3社は25日、110万-165万円の支払いを命じた18日の東京地裁判決を不服として控訴した。  東京地裁判決は、共同通信への賠償請求を退ける一方で、3社に対して「通信社から配信を受けたことだけを理由に真実と信じたことが相当とはいえない」などとして賠償を命じた。  共同通信は、訴訟に補助参加する。(北海道新聞 引用)

2007年9月24日月曜日

2校が7勝で首位を並走/北海道6大学

<北海道6大学野球>◇第5節初日◇22日◇苫小牧緑ケ丘 道東海大と東農大生産学部がともに勝って7勝1敗1分けとし、首位を並走している。道東海大は苫小牧駒大に5-4で競り勝ち、東農大生産学部は春の覇者・旭川大に7-3で快勝。22日と同一カードで行われる23日の最終日でも決着がつかなかった場合、2校のプレーオフが行われる。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月23日日曜日

増える無縁仏 引き取り拒む親族も 昨年度、札幌と旭川は最多

事故や病気で亡くなっても縁者に引き取られない無縁仏が、道内の都市部で増えている。札幌市では、無縁仏として引き取った遺体の数が昨年度、過去最多になった。秋の彼岸、だれに供養されることもなく眠る死者たち。遺族に代わって遺体を弔う葬祭業者は、言いようのないやりきれなさを感じている。「親族のきずなはどこに行ったのか」-。  八月中旬、札幌市内の病院の霊安室。同市中央区の葬儀会社「極楽堂はなや」の社長中島浩盟(ひろみ)さん(46)は、穏やかな表情で眠る八十歳代の女性をゆっくりとひつぎに移した。  同社は、札幌市の委託を受けて無縁仏を弔う唯一の業者だ。女性の親族が遺体の引き取りを断ったため、同社が市役所への手続き、火葬、墓地までの遺骨の運搬を代行した。「何度やっても、気持ちが重くなります」。中島さんは、そう漏らす。  札幌市が二○○六年度に無縁仏として引き受けた遺体の数は、統計を取り始めた一九九二年以来最多の二十五体。札幌に次ぐ大都市の旭川市も二十一体と、過去五年で最多になった。道保健福祉部の調べでは、札幌、旭川、函館を除く全市町村では計十六体にとどまっており、都市部での多さが際立つ。  もともと天涯孤独だったり、身元がわからなかったり理由はさまざまだが、最近は「家族や親類が引き取りを断るケースが、以前より目立つようになった」(旭川市福祉総務課)という。  親族の人間関係が希薄になっている-。中島さんは、そう考えざるを得ない光景を何度も目の当たりにした。遺体を前にして「私は引き取りたくない」「おれもいやだ」と問答している親族たちの姿。何のためらいもなく、市に引き取りを頼んだ人もいた。「社会のゆがみを垣間見た思いがしましたね」。中島さんは振り返る。  札幌市の場合、遺骨は同市豊平区の平岸霊園の納骨堂に三年間保管し、引き取り手が現れなければ、墓を持たない遺骨を納める隣接の「納骨塚」に合葬する。この間に、縁者に引き取られていく遺骨は「極めて少ない」(札幌市保護指導課)という。  「日ごろから親類と連絡を取り合うなど、小さなコミュニケーションでも、状況が良くなると思うんですが…」と中島さん。  平岸霊園の納骨塚には八月末現在、二千五百五十七体が納められ、うち二百五十六体の無縁の霊が眠っている。(北海道新聞 引用)

2007年9月22日土曜日

日清製粉 業務用小麦粉を11月に再値上げ

製粉最大手の日清製粉グループ本社は二十一日、製めん・製パン業者向けの業務用小麦粉の価格を十一月上旬から値上げすると発表した。二十五キロ当たり百十-百七十五円の値上げとなる。二位の日本製粉など他社も追随するとみられ、パンやめん、菓子などの小売価格や外食産業のメニュー価格の引き上げにもつながりそうだ。  政府の輸入小麦売り渡し価格が、十月から平均10%引き上げられることに伴う措置で、五月に続く再値上げとなる。  強力系小麦粉が二十五キロ当たり百七十五円、うどん用などの中力系と製菓用の薄力系が同百五十円、道産など国産100%の小麦粉も同百十円値上げする。 (北海道新聞 引用)

2007年9月21日金曜日

北電、2事業から撤退 重油高や市場縮小で 「自家発電代行」「PCサポート」

北海道電力は二十日、自家発電代行事業など二事業から撤退すると発表した。A重油を燃料とする自家発代行は燃料価格の高止まりで採算が悪化、継続困難と判断した。撤退に伴い二○○八年三月期決算で三十七億円の特別損失を計上する。  自家発代行は工場、店舗、ホテルなど顧客の敷地内に発電設備を無償で設置して電力を供給する事業。顧客にとっては通常の電力料金よりも安価な料金設定が魅力だったが、原油高騰で供給側の採算が取れなくなり、昨年八月には最大手のエネサーブ(大阪)が撤退した。電力会社では既に東京、九州の二社が撤退を決定している。  北電は子会社のエナジーフロンティア(EF、札幌)を通じて二○○○年に参入し、○七年三月期の売上高は十九億円、経常赤字は千百万円。現在の顧客三十五件には通常の電力供給への切り替えを提案、一一年度末までに契約を解除する方針だ。  特損三十七億円には設備撤去費用と違約金などを含む。省エネ支援事業などEFの他の事業は他のグループ会社に移管し、EFは解散する。  また、子会社のほくでんデジタルパートナー(札幌)を通じて○四年に参入した訪問型パソコンサポート事業も撤退する。一般家庭などを訪ねてパソコンや周辺機器のトラブルを解決する事業だが、技術革新で市場が急速に縮小しており、九月に同社を解散する。  北電は二○○○年の兼業規制撤廃を受け新規事業に積極参入してきたが、新規電力事業者への需要離脱など本業を取り巻く環境は厳しくなっている。  これを受け、北電は同日、○八年三月期の純利益見通しを二百八十億円から二百四十億円に下方修正。自家発電代行事業撤退に加え、夏の渇水で水力発電所の稼働率が低下、火力発電で補ったことで燃料費が三十億円増加したことなどによる。(北海道新聞 引用)

2007年9月19日水曜日

台風12号、中国大陸へ 八重山で土砂災害に警戒

非常に強い台風12号は18日、暴風域を伴ったまま西表島付近を通過し、東シナ海を北上した。中国大陸に向かう見通し。沖縄・八重山地方は暴風域を抜けたが、地盤が緩み土砂災害の恐れが高まったとして気象庁は警戒を呼び掛けた。  台風は、18日午後6時、時速約25キロで北西へ進んだ。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。  19日夕方までの24時間予想雨量は、多い所で沖縄(先島諸島)で120ミリの見込み。1時間に30-40ミリの激しい雨が降る恐れがある。  日本トランスオーシャン航空と全日空などの羽田-石垣間や沖縄県内各路線では18日、計約90便が欠航し約8000人に影響が出た。(北海道新聞 引用)

2007年9月18日火曜日

めぐみさんの姿を重ねて「母恋し」 沖縄民謡CDを母恋駅で発売

【室蘭】北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの心情を思い、川崎市在住のソプラノ歌手桜井純恵さん(39)が歌った沖縄民謡「母恋し」のCDが、十六日から室蘭市母恋北町のJR母恋駅売店で販売されている。駅名が取り持つ縁で、桜井さんは「拉致事件の風化をくい止めたい」と願う。  「母恋し」は十五世紀末の琉球で、戦乱のなか、遠くの島に追いやられた母を恋しがる息子の姿を歌う。「この海越えて あの島に 母上います ああ恋し…」。久米島に伝わる悲話をもとに、一九二五年ごろ作られた。  CD化のきっかけは昨年春。桜井さんの友人が、めぐみさんのニュースを見て歌詞と重ね合わせ、話を持ちかけた。五月末に千枚を制作、沖縄県内で店頭販売しているほか、通信販売も合わせ、既に計五百枚が売れた。  その後、CDの購入者から母恋駅の存在を聞いた桜井さんらが「北海道の人にも歌を知ってほしい」と、室蘭市内の喫茶店主に協力を依頼し販売が実現した。「不思議な縁を感じました。めぐみさんの境遇に思いを寄せてほしい」と桜井さん。  一枚千円で限定五十枚。売り上げの一部は拉致被害者家族会に寄付する。問い合わせは室蘭市絵鞆町の喫茶ブロートン(電)0143・27・2777または桜井さん(電)044・813・3409へ。 (北海道新聞 引用)

2007年9月17日月曜日

ニホンザリガニ、工事から守ろう 有珠川

【苫小牧】苫小牧市の市街地近くを流れる有珠川のえん堤工事現場で十五日、流域に生息する絶滅危惧(きぐ)種のニホンザリガニを、地域住民の手で工事の影響を受けない上流へ移す試みが行われた。  室蘭開建苫小牧河川事務所の主催で、小学生と保護者ら四十人余りが参加。スコップや虫捕り網を手に水深十センチほどの流れに入り、五十分で二匹を捕獲した。数は少なかったが、子供たちからは「見つけるコツが分かった」との声も。同河川事務所の安田裕一さん(33)は「この体験をきっかけに、身近な自然への関心が高まれば」と期待を寄せていた。  えん堤は樽前山の噴火時に泥流を食い止める目的で、一月に工事を開始。全長百八十八メートルのうち約半分の基礎工事を終えている。  今後ニホンザリガニなどの生息状況を再確認した上で、残る工事を進める予定という。 (北海道新聞 引用)

2007年9月15日土曜日

弟子屈の違法伐採事件 容疑者を起訴 釧路地検

【釧路】阿寒国立公園・特別地域内にある屈斜路湖畔の原生林が大規模に伐採された事件で、釧路地検は十四日、自然公園法違反(無許可伐採)と森林法違反(保安林窃盗)の罪で、横浜市青葉区荏田西四、不動産会社元社長で無職の岡戸正容疑者(67)を釧路地裁に起訴した。  起訴状などによると、岡戸被告は昨年十月、環境相の許可を得ず、東京の不動産会社が所有する釧路管内弟子屈町内の民有林で、アカダモなど二百十七本(約三百二十万円相当)を造材業者に伐採させ、不法に利益を得た。岡戸被告は逮捕当初、容疑を否認していたが、現在は全面的に認めているという。(北海道新聞 引用)

2007年9月14日金曜日

新司法試験、2回目は狭き門に 1851人合格 北大は48人

法務省は十三日、法科大学院修了者を対象とする新司法試験の合格者千八百五十一人を発表した。昨年と比べ、合格者数は八百四十二人増えたものの、受験者四千六百七人に対する合格率は40%で8ポイント低下した。北大の受験者は九十八人(昨年三十八人)で合格者は四十八人(同二十六人)、合格率は49%(同68%)だった。  全国の法科大学院七十四校のうち六十八校の修了者が受験し、いずれも合格者が出た。道内の法科大学院は北大のほか、二○○五年開設の北海学園大があるが、カリキュラムが終わっておらず受験者はなかった。  合格者数トップは東大の百七十八人(合格率59%)。以下、慶応大百七十三人(同64%)、中央大百五十三人(同52%)、京大百三十五人(同64%)、早稲田大百十五人(同52%)の順で、北大は十番目。  合格者の平均年齢は二九・二歳。男女別では男性千三百三十四人、女性五百十七人だった。  新司法試験は今年で二回目。法学部卒業者らを対象とする既修者コース(二年)に、今年から社会人など法学未修者コース(三年)の受験者が加わった。合格者のうち既修者は千二百十六人(合格率46%)、未修者は六百三十五人(同32%)。法科大学院が理念とする「多様な人材の養成」の指標でもある未修者合格率が低迷したことで、来年以降の社会人離れが懸念される状況となった。北大は既修者三十人(同49%)、未修者十八人(同49%)だった。(北海道新聞 引用)

2007年9月13日木曜日

「駅番号」で外国人にやさしく JR北海道、来月導入

JR北海道は十二日、道内の三百五十駅に固有の「駅番号」を設けると発表した。十月一日のダイヤ改正に合わせてホームの駅名板や路線図、電光板案内などで表示する。日本語を読めない外国人観光客でも目的地を把握しやすくするなどのサービス向上が狙い。  駅番号は、札幌が「01」、他の駅は、札幌からの方面別に決められたアルファベットと、札幌に近い順に割り振られた数字の組み合わせとなる。例えば、函館は東室蘭、函館方面の路線を示す「H」と、札幌から七十五番目の駅であることを示す「75」を合わせた「H75」。旭川は「A28」、釧路は「K53」となる。  こうした駅番号表示はJRグループでは四国に続いて二番目。道内では札幌市営地下鉄が昨年一月から実施している。 (北海道新聞 引用)

2007年9月12日水曜日

リストバンドで温暖化防止PR 洞爺湖町職員

【洞爺湖】北海道洞爺湖サミットをPRしようと、胆振管内洞爺湖町は温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」推進デザインをあしらったリストバンドを全町職員二百人に一人二本ずつ支給した。  リストバンドは合成樹脂製で、地元の有限会社「エイブル」のオリジナル。一本三百円で近く発売される。  洞爺湖町庁舎には冷房もなく、温暖化防止に熱心。町は勤務時間中に着けてほしい考えだが、さて職員の装着率は「チーム・何%」になるか?(北海道新聞 引用)

2007年9月11日火曜日

検索エンジン最適化 企業のHPを上位表示 成果報酬型新サービス 札幌・ディーボ

インターネット事業・広告のディーボ(札幌)は十一日、グーグルなどの検索サイトで上位に表示されるための「検索エンジン最適化」(SEO)の新サービス「PowerSEO」を発売する。顧客が指定するキーワードが、二十位以内に入った場合にのみ適用される成果報酬型のため、中小事業者でも気軽に利用できるのが特徴だ。  ディーボはこれまで、広告写真販売のデータクラフト(札幌)など六十数社のサイトを手掛けてきた。  このうち洋菓子のきのとや(同)ではSEOの効果により、昨年十二月の月間売上高が前年同月の二倍となる成果を挙げている。  新サービスでは「札幌」「スイーツ」などのキーワードを指定する際、従来五-七日かかっていた最適化を三日で完了するように短縮。商品の入れ替えが多い物販サイトには強みとなるという。  また、検索サイトのアルゴリズム(検索結果の表示順を決定するルール)が変更になっても、即座に分析し、メールで知らせるサービスも盛り込んだ。  初年度の売り上げ見込みは五千万円。初期費用は十二万六千円からで、グーグルかヤフーの検索サイトの上位二十位以内に一カ月連続で入った場合は、最低五千八百円から。  アドレスはhttp://powerseo.jp/ (北海道新聞 引用)

検索エンジン最適化 企業のHPを上位表示 成果報酬型新サービス 札幌・ディーボ

インターネット事業・広告のディーボ(札幌)は十一日、グーグルなどの検索サイトで上位に表示されるための「検索エンジン最適化」(SEO)の新サービス「PowerSEO」を発売する。顧客が指定するキーワードが、二十位以内に入った場合にのみ適用される成果報酬型のため、中小事業者でも気軽に利用できるのが特徴だ。  ディーボはこれまで、広告写真販売のデータクラフト(札幌)など六十数社のサイトを手掛けてきた。  このうち洋菓子のきのとや(同)ではSEOの効果により、昨年十二月の月間売上高が前年同月の二倍となる成果を挙げている。  新サービスでは「札幌」「スイーツ」などのキーワードを指定する際、従来五-七日かかっていた最適化を三日で完了するように短縮。商品の入れ替えが多い物販サイトには強みとなるという。  また、検索サイトのアルゴリズム(検索結果の表示順を決定するルール)が変更になっても、即座に分析し、メールで知らせるサービスも盛り込んだ。  初年度の売り上げ見込みは五千万円。初期費用は十二万六千円からで、グーグルかヤフーの検索サイトの上位二十位以内に一カ月連続で入った場合は、最低五千八百円から。  アドレスはhttp://powerseo.jp/ (北海道新聞 引用)

2007年9月10日月曜日

函館で震度1の地震、震源地は苫小牧沖

10日午後1時41分ごろ、函館泊で震度1の地震があった。気象庁によると、震源地は苫小牧沖で、震源の深さは約120キロ。(日刊スポーツ 北海道版 引用)

2007年9月9日日曜日

北海道いのちの電話 件数減少、背景に相談員不足

社会福祉法人「北海道いのちの電話」((電)011・231・4343、事務局・札幌)の二○○六年の相談電話件数が、一万六千六百九十二件と、過去十年間で最低だったことが同法人のまとめでわかった。自殺防止のため二十四時間、悩みを受け付けているが、相談件数減少の背景には相談員不足がある。  相談件数は一九九七年から毎年、約一万七千件前後で推移していたが、○三年の一万九千二百十八件をピークに減少している。  現在の相談員は百六十人で、全員ボランティア。一日を六コマに分け、各コマを二人で対応しているが、自殺者が増える中、深刻な相談が多く、いたずら電話が回線をふさぐなどで、つながりにくくなっている。  湯本俊夫事務局長によると、現在の二十四時間体制を維持するには最低で二百人が必要。○五年の調査で、かかってきた一日平均千八十四件の電話のうち、相談員が話を聞けたのは四十七件でわずか4%だった。  いのちの電話相談員の不足は、全国的な課題。親の介護や、経済的にゆとりがなくなり、活動をやめざるを得ない人が増えているほか、「研修費も自己負担の無償ボランティアを敬遠する人も多い」(湯本事務局長)という。同法人が七月に始めた今年の相談員養成講座も、定員四十人に対し十四人しか集まらなかった。  日本いのちの電話連盟(東京)の岡本正子事務局長は「自殺が増加する中で、いのちの電話の社会的責任を感じている。活動への理解を広め、相談員を確保したい」と話す。  少しでも相談窓口を広げようと、北海道を含む全国のいのちの電話は九月から毎月十日に、自殺予防フリーダイヤル(0120・738・556)を開設、二十四時間体制で相談を受け付ける。(北海道新聞 引用)

2007年9月8日土曜日

ヒルマン監督が退団へ プロ野球日本ハム

プロ野球日本ハムのトレイ・ヒルマン監督(44)は8日、今季限りでの退団を発表した。(北海道新聞 引用)

2007年9月7日金曜日

おいしさの秘密は「みそ」 札幌で料理試食会

道味噌醤油(みそしょうゆ)工業協同組合主催の「北海道のみそを味わう会」が五日、札幌市中央区の札幌グランドホテルで開かれ、道産の米みそを使った料理の試食が行われた。  メニューは料理研究家東海林明子さん=札幌在住=が考案した「サンマのみそまぶし丼」「鮭(さけ)と肉みその包み焼き」など十二種。市民百二十人が参加した。  一番人気は白みそ入りの「ロールチーズケーキ」と「カスタードプリン」。札幌市厚別区の主婦(58)は「白みその塩気が甘さを引き立てているのが“みそ”ですね」。(北海道新聞 引用)

2007年9月5日水曜日

夫人プログラム誘致狙いパンフ 洞爺湖サミットで白老

【白老】白老町は三日までに、来夏の北海道洞爺湖サミットの夫人プログラム誘致に向け、環境への取り組みとアイヌ民族の文化などをまとめたパンフレットを完成させた。九月中旬にも関係省庁などに配布し、誘致活動を本格化させる。また、九月末にはDVDも完成する予定で、今後、環境を新たな観光資源として発信していく方針だ。  パンフレットはA4判で見開き八ページ。洞爺湖サミットが「環境サミット」になることに合わせ、表紙には「アイヌの生活・文化が地球環境を守ります」とうたっている。自然と共生するアイヌ民族の文化を環境問題に結びつけて紹介。ごみから固形化燃料をつくる町の取り組みも盛り込んだ。  パンフレットは道庁、外務省、内閣府、海外報道機関の日本取材を支援するフォーリン・プレスセンターなどに三千部配布する。DVD三百枚の製作費は約二百七十万円。  パンフレットの第一の目的は夫人プログラムの誘致だが、開催地になれば、かなりの報道機関が来町するとみられ、白老売り込みへの事前投資という意味合いも濃い。  町経営企画課の高畠章課長は、「海外プレスが白老を紹介してくれればPR効果は計り知れない。環境を新たな観光資源と位置づければ、環境団体の来訪も期待できる」とサミット以降の効果に期待している。(北海道新聞 引用)

2007年9月4日火曜日

断水の北見市 6、7月の時間外手当8400万円

【北見】北見市で六、七月に相次いだ大規模断水に伴い、夜間の給水作業などにかかわった市職員の時間外勤務手当が二カ月分で総額八千四百六十七万円に上ったことが三日、分かった。六月の断水について、市長の諮問機関は浄水場での「人的ミス」を指摘しているだけに、市民の思いは複雑だ。  市によると、同手当は係長職以下の一般職員を対象とし、通常の勤務一時間当たりの賃金額に対し平日は一・二五倍、休日は一・三五倍をそれぞれ積算して支給する。断水に伴い時間外勤務をした職員数は水道事業と無関係の職場を含め計千三百九十八人、合計三万六一七二・五時間にのぼった。  また、最も多い職員で六月は百二十時間、七月は三百九十四時間の時間外勤務をした。時間外勤務手当の一人当たり最高額は、六月分は三十六万円、七月分は百十二万円。いずれも水道事業を担当する企業局職員で、浄水場の復旧に連日携わったことにより高額になった。  二○○七年度予算で、市は水道・下水道事業を担う企業会計に時間外勤務手当約三千二百万円を盛り込んだが、今回の断水への対応でほぼ同額を使い切った。  市は「補正予算が必要になる可能性がある」としている。(北海道新聞 引用)

2007年9月3日月曜日

新そばを2万人味わう 幌加内で祭り

【幌加内】ソバの作付面積、収穫量ともに日本一を誇る空知管内幌加内町で一日、第十四回新そば祭り(実行委主催)が始まった。同町内で品種改良された「ほろみのり」の新ソバを使い、地元や全国各地から出店した十四のそば店や愛好団体が自慢の腕を振るった。  幌加内そばは七月に特許庁の「地域団体商標」に登録されたばかり。各店・団体が打ちたてのそばを一杯五百円ほどで販売し、道内外から訪れた約二万人が味わった。  初出店の広島県北広島町の「達磨(だるま) 雪花山房」前には観光客が長い列をつくった。祭りは二日も午前九時から開かれ、早食い大会やそば打ち講習会なども行われる。(北海道新聞 引用)

2007年9月2日日曜日

道内企業の知財戦略後押し 中小企業支援センター、弁護士ら対象に研修

特許などの知的財産の保護や活用を目指す道内中小企業を支援する人材を育てようと、財団法人北海道中小企業総合支援センター(札幌)は九月から、弁護士や中小企業診断士らを対象とした人材育成事業に乗り出した。これまで企業側を対象にしたセミナーはあったが、今回は経営を助言する立場の弁護士らに知財の実務知識を習得してもらうことで、他の地域よりも遅れ気味といわれる道内企業の知財戦略を底上げしようという初の試みとなる。  二○○六年の道内特許出願件数は千四十七件で全国総数のわずか0・25%。人口が道内の半分以下の宮城県(千二百二十件)や新潟県(千百三十件)よりも少ない。  その原因として、道内の製造業の基盤が弱いことに加えて、知財の専門家が少ないことも指摘されていることから、北海道経済産業局の委託を受けて同センターが今回の人材育成事業を企画した。  今年が初めてとなる事業には、道内の弁護士、中小企業診断士、税理士の計十一人が参加を予定し、まず九月中に、特許法務の専門家として知られる鮫島正洋弁護士らの講義を三回実施する。  十月から十二月にかけては参加者が四班に分かれ、伸縮性コラーゲンの開発を進める井原水産札幌支社、鉛を使わない釣りの鋳鉄製重りを製造するフジワラ(北斗)など道内四社の知財戦略策定を実地研修。来年一月に、参加者が各社に報告書を提出する。  事業は来年度も継続する予定で、同センターは今後、知財関連の助言を求める中小企業に参加者を紹介していく方針。同センターは「知財活用には製品企画の早い段階から戦略性を持たせることが必要。経営とリンクさせた助言のできる専門家を増やしたい」と話している。(北海道新聞 引用)

2007年9月1日土曜日

オール電化住宅、道内10万戸突破

北海道電力は三十日、道内のオール電化住宅戸数が七月末に十万百二十六戸となり、十万戸の大台を突破したことを明らかにした。二○○六年度の新築住宅に占めるオール電化比率は前年度比13ポイント増の30・3%に達しており、本年度も30%前後を維持しているという。  一九九五年三月末に一万戸を達成して以来、次第に普及ペースを速めている。八万戸から九万戸までに八カ月間を要したが、九万戸から十万戸までは六カ月間だった。(北海道新聞 引用)