札幌市と産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は7日、市庁舎の冷房用循環水に界面活性剤を混ぜることでポンプを動かす電力を削減する実証実験を公開した。実験結果は9月に判明する。暖房用循環水では成功しており、新たな冷暖房の省エネルギー技術として注目される。
界面活性剤はリンスに似た成分で、循環水に加えると水の流れを整え、配管との摩擦を低減する作用がある。この日は、8度の冷水を庁舎内の配管に循環させる冷水ポンプ(37キロワット)に界面活性剤約20キロを注入した。6日から4日間の実験期間中にデータを取る。
暖房用循環水に界面活性剤を加えた今年2月の実験では、温水ポンプを動かす電力を65%削減できた。試算では年間約63万円の経費節減で、年間約32トンの二酸化炭素の排出量削減になるという。
同研究所エネルギー技術研究部門の武内洋・副研究部門長は「実験が成功すれば、他の建物の冷暖房にも応用できる省エネ技術として全国に普及させたい」と話した
(毎日新聞 北海道版 引用)
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