札幌中央署は、札幌の繁華街・ススキノで急増するホストクラブの違法営業に歯止めをかけるため十七日未明、無許可店舗を一斉に取り締まり、風営法違反(無許可営業)の現行犯で、ホストクラブ五店舗の経営者や店長ら合わせて男五人を逮捕した。
逮捕されたのは、札幌市中央区南六西二の「クラブ夜王」経営者(29)、同区南五西五の「クラブリシャール」経営者(53)、同区南四西五の「クラブドリーム」店長(21)、同区南六西四の「男姫」店長(31)、同区南六西三の「イズム」経営者(31)。調べでは、五人は経営、または店長を務めるそれぞれの店舗で、道公安委員会の許可を受けずホストが女性客に酒を提供するなどの接待をさせた疑い。
道警や関係者によると、「夜王」は昨年八月、「ドリーム」は二○○六年六月に、接待が禁止されている深夜酒類提供飲食店の届け出をしていただけだった。また、他の三店はこの届け出もしていなかった。
五店のうち、ホストは「夜王」が最多の三十三人が在籍。ほかの店舗は二十、三十代を中心に二-二十二人が勤務していた。中には情報誌に公然と広告を載せていたり、テレビ番組で取り上げられていた店もあった。
「夜王」では、十七日午前二時すぎに道警の捜査員約五十人が家宅捜索に入った。店内からは「ばか野郎」などと従業員の怒号が響く場面も。同店は業界では有名店の一つとされ、捜索時も十人近い女性客が店内にいた。捜索で営業が打ち切られると、女性客はホストに見送られながら店から退去。目を潤ませながら「これから、どうなっちゃうの」とホストを案じる女性もいた。
道警の調査では十七日現在、ススキノにはホストクラブが七十九店あり、風俗業の許可を得ているのは三十四店。道警は無許可で接待が行われている店が他にないか調べている。
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